特許

J-GLOBAL ID：200903007800511550

化学発熱装置および化学発熱方法

発明者： 榎木 圭一 ,  片柴 秀昭 ,  中島 正剛 ,  木村 寛
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 大岩 増雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-175292
公開番号（公開出願番号）：特開平9-025479
出願日： 1995年07月11日
公開日（公表日）： 1997年01月28日
要約：

【要約】【課題】 例えば自動車やビルの室内暖房等として好適に用いられ、長期に渡って安定に発熱反応を繰り返し得るとともに、所望の温度の熱を取り出せるようにした化学発熱装置を得ることを目的とする。【解決手段】 アルカリ土類金属酸化物を充填した反応器1、水タンク2、水タンク2から反応器に水を供給する水供給管4、および反応器から水を水タンクに戻す還流管5を連結し、反応器1内でアルカリ土類金属酸化物と水との反応させることにより、発生する熱を熱交換手段9により被加熱流体が受け取り、受け取った熱を自動車の車内、またはビルの室内といった所定の空間に放出することにより暖房を行う。このとき、開閉手段7、被加熱流体流量調節手段11を制御するコントローラ6を備えることにより所定の空間の温度を制御することが可能となる。

請求項（抜粋）：

所定の空間の温度を検出する温度検出手段と、アルカリ土類金属酸化物を有する反応器と、水を貯蔵する水タンクと、該水タンク内の水を前記反応器に供給する水供給管と、前記反応器に供給する前記水の供給量を調節するとともに前記水を搬送する水搬送手段と、前記反応器内で前記アルカリ土類金属酸化物に前記水を加えることにより発生する熱を交換する熱交換手段と、前記熱交換手段により該熱を受け取る被加熱流体と、前記被加熱流体の流量を調節する被加熱流体流量調節手段と、前記被加熱流体が受け取った熱を放出する前記所定の空間の温度を前記温度検出手段により検出された温度に応じて制御するコントローラとを備えたことを特徴とする化学発熱装置。

IPC (4件)：

C09K 5/00 ,  F01N 3/24 ,  F01N 5/02 ,  F24J 1/00

FI (4件)：

C09K 5/00 J ,  F01N 3/24 L ,  F01N 5/02 K ,  F24J 1/02