特許
J-GLOBAL ID:200903007801597890

複合アンテナ装置および携帯無線機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-172721
公開番号(公開出願番号):特開平9-008523
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 複合アンテナ装置において、モノポール系の収納が不完全な状態でもヘリカル系の動作不能を防止する。【構成】 第1のアンテナ系30は、ヘリカル導体31の一端が環状導体34に支持されると共に、この環状導体34と環状の絶縁体35を隔てて配設された給電用の筒状の支持導体35を備える。第2のアンテナ系40は、第1のアンテナ系内部空間内を貫通することにより摺動移動が可能な直線状導体41を備える。直線状導体の一端が給電用の筒状導体43に支持され、直線状導体が、その他端側に摺動したときに、筒状導体43と支持導体35とが接続される。第2のアンテナ系40とつまみ部52との連結部分に、直線状導体の延長方向の上部の外径を下部の外径より大とした段差部51cを形成する接続導体51Dが配設される。環状導体32および絶縁体34の内径を接続導体51Dの上部の外径と等しくする。支持導体35の内径を、接続導体51Dの下部の外径以上、かつ、接続導体51Dの上部の外径以下とする。
請求項(抜粋):
所定長のヘリカル導体の一端が環状導体に支持されると共に、この環状導体と環状の絶縁体を隔てて配設された給電用の筒状の支持導体とを備える第1のアンテナ系と、所定長の直線状導体が、上記第1のアンテナ系内部を、上記ヘリカル導体により形成される空間内を貫通することにより摺動移動が可能に配設されると共に、上記直線状導体の一端が給電用の筒状導体に支持され、上記直線状導体が、この直線状導体の他端側に摺動したときに、上記筒状導体と上記支持導体とが接続される第2のアンテナ系と、上記第2のアンテナ系の上記直線状導体の他端側に連結して、この直線状導体の延長方向に設けられる絶縁物からなり、この絶縁物の長さが、上記直線状導体を、その一端側に摺動移動したときに、上記直線状導体が上記第1のアンテナ系内部には存在しないような長さとされるつまみ部と、上記直線状導体の他端から離れた位置であって上記第2のアンテナ系と上記つまみ部との連結部分に配設され、上記直線状導体の一端側への摺動移動に伴って、上記環状導体と、上記支持導体とを電気的に接続する接続導体とを備える複合アンテナ装置であって、上記接続導体の上記直線状導体の延長方向の上部の外径を下部の外径より大として段差部を形成すると共に、上記第2のアンテナ系の環状導体および上記絶縁体の内径を上記接続導体の上部の外径と等しくすると共に、上記支持導体の内径を、上記接続導体の下部の外径以上、かつ、上記接続導体の上部の外径以下としたことを特徴とする複合アンテナ装置。
IPC (3件):
H01Q 1/12 ,  H01Q 1/24 ,  H01Q 9/32
FI (3件):
H01Q 1/12 Z ,  H01Q 1/24 A ,  H01Q 9/32

前のページに戻る