特許
J-GLOBAL ID:200903007806864757

車両用リアミラーの表面を設計するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535718
公開番号(公開出願番号):特表2000-508598
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】本発明は車両用リアミラー表面を設計するための方法に関し、これにより広い視野が得られ、死角がなくなる。この方法は、運転手の眼点、リアミラー、およびリアミラーの視野のシミュレートモデルを確立すること、変形可能な表面形状を有するリフレクタを用いて試験することによりリアミラー表面の形状と運転手の視野との光学的関係を見出すこと、及びその試験の結果に基づいてリアミラー表面の形状を決定することとを含む。本発明はさらに、運転手の眼点、ミラー、およびリアミラーの視野の間において成り立つ光学的関係をシミュレートすることによってリアミラー表面の形状を計算するアルゴリズムにも関する。また、本発明は変形可能な表面を有し、上述の試験で使用されるリフレクタ手段にも関する。この手段は複数のミラー単位を含むが、これらのミラー単位は互いに独立しており、空間的配置を調整することが可能である。
請求項(抜粋):
a.シミュレートされた運転手の眼点の空間位置に光源を配置し、シミュレートされたリアミラーの空間位置に反射ミラーを配置し、シミュレートされたリアミラー後部の物体の位置に背景物を配置し、車両の大きさと位置とをシミュレートすることにより仮想の車体を設定する工程と、 b.光源から出る光を試験すべき前記反射ミラー表面上の予め決められた領域に向ける工程と、 c.試験すべき前記反射ミラー表面上の予め決められた領域を介して背景物の対応する予め決められた領域に光が反射するように、前記反射ミラーの表面の形状を調整する工程と、 d.試験すべき前記反射ミラー表面上の、予め決められた次の領域に光を向ける工程と、 e.試験すべき前記反射ミラー表面上の、予め決められた次の領域を介して背景物の対応する予め決められた次の領域に光が反射するように、前記反射ミラーの表面の形状を調整する工程と、 f.工程d及び工程eを、前記反射ミラー表面上の試験すべき全ての予め決められた領域と背景物の予め決められた領域とにおいて繰り返す工程と、 g.上記の全工程を完了して得られた反射ミラー表面の形状をリアミラーの形状とする工程とを含む車両用リアミラーの表面を形成するための方法。
IPC (3件):
B60R 1/02 ,  G01M 11/00 ,  G02B 5/08
FI (3件):
B60R 1/02 ,  G01M 11/00 M ,  G02B 5/08 C

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