特許
J-GLOBAL ID:200903007808299267

油圧シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143026
公開番号(公開出願番号):特開平8-338538
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 油圧クラッチや油圧ブレーキ等の油圧アクチュエータにオイルを給排する油路に設けられる油圧シール装置であって、油圧アクチュエータの係合時にオイルのシール性を確保するとともに係合解除時にオイルのリーク性を持たせることにより、前記油圧アクチュエータの応答性を向上させる。【構成】 シールリング溝11に保持されたシールリング12の一端部12Aは他端部12Bに対して半径方向内側に偏倚するように成形されており、油圧が作用しない状態において合口13が開くことによりオイルのリークを許容する。油圧アクチュエータを係合させるべく油圧を供給すると、シールリング12の一端部12Aが油圧で半径方向外側に変形してシール面3aに密着するとともに合口13を閉じ、これによりオイルリング12からのオイルのリークが防止される。
請求項(抜粋):
相対回転自在に嵌合する半径方向内側の第1部材(2)及び半径方向外側の第2部材(3)の一方の部材に環状のシールリング溝(11)を形成し、このシールリング溝(11)に装着したシールリング(12)を前記第1部材(2)及び第2部材(3)の他方の部材に形成したシール面(2a,3a)に当接させてなり、前記シールリング(12)は相互に対向する両端部(12A,12B)を半径方向にオーバーラップさせた合口(13)を備えてなる油圧シール装置において、自由状態でシールリング(12)の一端部(12A)は他端部(12B)に対して半径方向に偏倚するように成形されており、油圧の非作用時にシールリング(12)の一端部(12A)はシール面(2a,3a)から離間して合口(13)を広げるとともに、油圧の作用時にシールリング(13)の一端部(12A)はシール面(2a,3a)に当接する方向に押圧されて合口(13)を閉じることを特徴とする油圧シール装置。
IPC (3件):
F16J 15/48 ,  F16J 9/16 ,  F16J 15/18
FI (3件):
F16J 15/48 ,  F16J 9/16 ,  F16J 15/18 C

前のページに戻る