特許
J-GLOBAL ID:200903007809197999

橋脚柱構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-015141
公開番号(公開出願番号):特開平9-209308
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【目的】 橋脚が損傷した際に補修,補強を容易に行なうこと。【構成】 橋脚柱10は、フーチング部12と上部構造部14との間に、上下端を一体化させて構築されている。橋脚柱10は、内部にコンクリートCが充填される閉塞された円形や角形断面の鋼管16を有している。鋼管16は、フーチング部12との結合部近傍に配置された塑性ヒンジ領域変更鋼管18と、この変更鋼管18の上方に配置されるリブ付鋼管20とから構成されている。塑性ヒンジ領域変更鋼管18は、例えば、内周面が円滑な普通鋼管であって、その下端縁は、フーチング部12の上端面から間隙δだけ上方に離間している。また、この塑性ヒンジ変更鋼管18は、内周面にグリスなどの付着防止材22が塗布されていてい、鋼管18は、内部に充填されるコンクリートCとの間の縁切りが行なわれている。
請求項(抜粋):
フーチング部と橋の上部構造部との間に上下端の少なくとも一方が剛結合状態で構築される橋脚柱構造において、橋脚柱は、前記フーチング部に下部側が埋設される下繋ぎ筋の上部側および前記上部構造部に上部側が埋設される上部繋ぎ筋の下部側をそれぞれ挿入させて、内部にコンクリートが打設される閉鎖横断面を有する鋼管を備え、前記鋼管は、前記フーチング部または前記上部構造部との結合部の少なくともいずれか一方の近傍に配置され、前記コンクリートとの間が縁切りされた塑性ヒンジ領域変更鋼管と、この塑性ヒンジ領域変更鋼管の上方に設置されるリブ付鋼管とからなることを特徴とする橋脚柱構造。

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