特許
J-GLOBAL ID:200903007822679161

クラッチレスコンプレッサを有する自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086993
公開番号(公開出願番号):特開平7-290941
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 エバポレータの凍結防止を、現状構成のままの容量可変斜板式コンプレッサを使用することによって簡便かつ低コストに達成すること。【構成】 冷房サイクル70の膨脹弁の上流位置(液状冷媒領域下流域部)に冷媒の循環を停止させる遮断弁が設けられている。自動車用空気調和装置の稼働を停止させる際は、この弁を作動させて冷媒の循環を停止させる。したがって、エバポレータ冷媒が流入しなくなるので、エバポレータの凍結が防止される。
請求項(抜粋):
車載エンジンの駆動力がプーリ(56)を介して常時伝達されるクラッチレスコンプレッサ(71)と、このクラッチレスコンプレッサ(71)で圧縮されて高温高圧となったガス状冷媒を外部の空気と熱交換して高圧の液状冷媒とするコンデンサ(52)と、この液状冷媒を断熱膨張して低圧霧状の冷媒とする膨張弁(85)と、この低圧霧状の冷媒を気化させて車室内へ吹き出す空気を冷却するエバポレータ(55)とを有する自動車用空気調和装置において、前記クラッチレスコンプレッサ(71)を、シリンダ(33)におけるピストン(5)の往復動ストロークを吸入圧(Ps )に応じて変化せしめて吐出容量を変化させる容量可変斜板式コンプレッサから構成し、さらに、前記自動車用空気調和装置を停止するときに冷媒の流路を遮断して冷媒の循環を停止させる遮断手段(86)を、冷房サイクル(70)の液状冷媒領域内下流域部(54、72c)に設けることを特徴とするクラッチレスコンプレッサを有する自動車用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 102 ,  F04B 27/14 ,  F04B 35/00

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