特許
J-GLOBAL ID:200903007826237287
敷設による光ケーブルの歪み分布の測定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248340
公開番号(公開出願番号):特開平6-102140
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、被測定光ファイバ以外に基準となる光ファイバを準備することなく、敷設による光ケーブルの歪みを精度良く測定可能とする敷設による光ケーブルの歪み分布の測定方法を提供することにある。【構成】本発明は、直線状態にある光ケーブル部分のブリルアン周波数シフトを高速に測定することにより、光ケーブルの歪みがゼロとなる部分のブリルアン周波数シフトを測定し、その値を基準として敷設による光ケーブルの歪みを高精度に測定するものである。
請求項(抜粋):
光ファイバで発生した後方ブリルアン散乱光の周波数シフトから、光ファイバの歪み分布を測定する測定器と、敷設のために繰り出した光ケーブルのうち、ほぼ直線と見做せる区間を通過する該光ケーブル部分の位置z(該光ケーブル端末からの距離)を、通過時刻tの関数z(t) として測定する手段とを使用し、前記z(t) を測定し、前記時刻tおよび時刻t′(t′>t)に、前記光ファイバの歪み分布測定器により前記光ケーブルの歪み分布を測定し、その結果を、それぞれ、fb(x,t) およびfb(x,t′) とし(xは前記光ケーブルの長さ方向の位置座標を示す)、前記fb(x,t) およびfb(x,t′) に、x=z(t) を代入し、それらの差分である、ブリルアン周波数シフトの差fb(z(t),t ′)-fb(z(t),t)を使用して、敷設による光ケーブルの歪み分布ε(z(t))を評価することを特徴とする、敷設による光ケーブルの歪み分布の測定方法。
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