特許
J-GLOBAL ID:200903007827632783

自動車用空気調和装置の貫流ファン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-166131
公開番号(公開出願番号):特開平9-014196
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 限られた高さのケーシングで、送風性能の向上と低騒音化を図る。【構成】 ケーシング1の両側壁2、8に吸込口3と吹出し口9をそれぞれ設け、その間の空気通路4内にスクロール5、スタビライザ6、羽根車7を設けた室内ユニット100において、羽根車7の上流のスタビライザ6側の空気通路4の底面41から羽根車7の回転軸までの高さhと羽根車7の直径dとの比h/dを0.65以上に設定する。スタビライザ6の上流の羽根車7の近傍に、吸込口3からの主流と羽根車7の偏心渦に伴う羽根車7の回転方向の流れとが衝突する澱みの点が、スタビライザ6の近傍に生じるため、送風性能が向上する。また、制限寸法内で羽根車7の直径dを大きくするため、低騒音化を図ることができる。
請求項(抜粋):
自動車の車室内の天井に取り付けられる略箱状のケーシングの互いに対向する側壁にそれぞれ吸込口と吹出し口とを設け、前記吸込口と前記吹出し口との間に内部に熱交換器を備えた空気通路を形成し、前記天井に平行の回転軸を有し前記吸込口から前記吹出し口へ向かって気流を発生するための羽根車およびスタビライザ、スクロールが前記空気通路内に配された自動車用空気調和装置の貫流ファンにおいて、前記羽根車の上流側の前記空気通路について、前記スタビライザ側の内壁面から前記羽根車の回転軸までの高さhと前記羽根車の直径dとの比h/dを0.65以上になるように設定したことを特徴とする自動車用空気調和装置の貫流ファン。

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