特許
J-GLOBAL ID:200903007833281348

絶縁劣化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-122956
公開番号(公開出願番号):特開平6-339218
出願日: 1993年05月25日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 絶縁劣化の初期段階を正確に検出することができる絶縁劣化検出装置を提供する。【構成】 接地形計器用変圧器GPTを介して母線3の線間電圧を取り出し、相電圧変換回路11により基準相電圧E1,E2,E3を作り、この基準相電圧と、各配電線の零相変流器ZCTの零相電流との位相差を位相比較回路13で比較し、その位相差が所定の範囲内であり、かつ実効値演算回路12で演算した零相電流の実効値が設定値を越えたとき、これを劣化判定回路15で検出して劣化回線および劣化相を判定し、これらを最大値比較回路16および劣化相共通出力回路17を介して表示器19に表示する。また、各配電線のうち2以上の配電線から出力された劣化相判定信号の位相が同相であるとき、これを位相同時比較回路18で検出し母線側劣化と判定して表示器19に表示する。
請求項(抜粋):
電源に接続された母線に、それぞれ負荷電気機器を有する複数の配電線を接続し、各配電線にそれぞれ零相変流器を設けて成る絶縁劣化検出装置において、上記母線の線間電圧から基準相電圧を作る相電圧変換回路と、各相毎に、この基準相電圧と上記零相変流器の二次の零相電流との位相差が所定の範囲に入ると共に、上記零相変流器の二次の零相電流が所定の設定値を越えたことを検出する検出手段と、各相の検出手段のうちのいずれか1つの検出手段から検出信号が得られたときに当該零相変流器が設けられた配電線に属する負荷電気機器の絶縁劣化と判定する判定手段とを設けたことを特徴とする絶縁劣化検出装置。
IPC (4件):
H02H 3/00 ,  G01R 31/08 ,  G01R 31/12 ,  H02H 7/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-042726
  • 特開昭57-097326
  • 特開平4-042726
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