特許
J-GLOBAL ID:200903007838410138

仮設軽量間仕切

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛西 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234030
公開番号(公開出願番号):特開平6-042077
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】仮設軽量間仕切の下側ランナーと上側ランナーとの間に配設する可変長テンションスタッドTSの構造を更に簡単化し、組立て調整工程及び分解工程を更に容易化し、以って製造コストと施工コストを更に低減する。【構成】可変長テンションスタッドTSは、第1スタッド素子1と、これに摺動自在に嵌挿される第2スタッド素子2と、これらを弾性的に結合するばね装置3とから構成される。全体の高さは、第2被引掛手段5の中の何番目の被引掛手段を選ぶかによって決定される。上側ランナーは、可変長テンションスタッドTSの発生する弾性反発力によって、天井面に対して強固に押圧固定される。
請求項(抜粋):
下側ランナー(R)と、上側ランナー(R)と、複数個の可変長テンションスタッド(TS)と、正方形又は長方形を成す1個又は複数個の超軽量ボード(U)と、ボード仮止手段(M)と、ボード押圧固定手段(J)とを有し、各個の可変長テンションスタッド(TS)は、第1スタッド素子(1)と、第1スタッド素子(1)の内部に摺動自在に嵌挿される第2スタッド素子(2)と、これらを弾性的に結合する為の、ばね装置(3)とを含有し、ばね装置(3)は、少なくとも、ばね装置本体(33)と、第1引掛手段(31)と、第2引掛手段(32)とを含有し、両引掛手段の間が伸長された状態において、それらの間に収縮力が発生する様に構成され、第1スタッド素子(1)は、横断面が略方形状に構成され、その開口端部周縁には、ばね装置(3)の第1引掛手段(31)を引掛ける為の、第1被引掛部(4)が形成され、第2スタッド素子(2)は、少なくとも第2スタッド素子本体(21)を含有し、第2スタッド素子本体(21)は、横断面が略コの字形に形成され、その内壁には、直接又は補助部材(22)を介して、第2被引掛部(5)が形成され、第2被引掛部(5)は、可変長テンションスタッド(TS)の非収縮時の全長を調節する為の、固定若しくは半固定の、N個(Nは自然数)の被引掛手段から構成され、且、ばね装置(3)の第2引掛手段(32)は、第2被引掛部(5)を構成するN個の被引掛手段の中の、可変長テンションスタッド(TS)の配設後(収縮後)の高さ(即ち天井面Cの高さ)と所要の弾性反発力とを勘案して予め選択若しくは位置決めされた所の、一の被引掛手段に引掛けられ、第2スタッド素子(2)の嵌挿端側は、ばね装置(3)と共に、第1スタッド素子(1)の開口端部から内部に嵌挿され、ばね装置(3)の第1引掛手段(31)は、第1スタッド素子(1)の第1被引掛部(4)に引掛けられ、かくして組上げられた各個の可変長テンションスタッド(TS)は、その全長が弾性反発力に抗して連続的に収縮せしめられ、従って又ばね装置(3)の全長が弾性収縮力に抗して連続的に伸長せしめられた状態において、下側ランナー(R)と上側ランナ一(R)との間に配設され、下側ランナー(R)は、収縮状態の可変長テンションスタッド(TS)の弾性反発力と、下側ランナー(R)、可変長テンションスタッド(TS)、上側ランナー(R)及び超軽量ボード(U)の重量との和から成る垂直荷重によって、床面(F)に対して強固に押圧固定され、上側ランナー(R)は、収縮状態の可変長テンションスタッド(TS)の弾性反発力と、第1スタッド素子(1)、上側ランナー(R)及び上側の超軽量ボード(U)の重量との差から成る垂直荷重によって、天井面(C)に対して強固に押圧固定され、複数個の超軽量ボード(U)は、上下方向及び左右方向に亙って、互いに隣接する様に配列され、各個の超軽量ボード(U)は、下側ランナー(R)及び上側ランナー(R)並びに可変長テンションスタッド(TS)からなる軽量鉄骨下地(R),(R),(TS)に対して、ボード仮止手段(M)によって仮止めされると共に、ボード押圧固定手段(J)によって強固に押圧固定されてなる仮設軽量間仕切。

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