特許
J-GLOBAL ID:200903007839290659

ポリウレタン弾性繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1996001728
公開番号(公開出願番号):WO1997-000982
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月09日
要約:
【要約】炭素数が2〜10の異なったアルキレンエーテルからなる共重合ポリアルキレンエーテルジオールを用いたポリウレタンであって、ウレタン部分の数平均分子量が6000〜9500、ウレア部分の数平均分子量が 650〜950 であるポリウレタンからなるポリウレタン弾性繊維。このポリウレタン繊維は高破断伸度(破断伸度が 500%以上)、低モジュラス(300%モジュラスが0.20g/d以下)改良された弾性機能と優れた低温特性、耐熱特性を有し、高度に優れた加工製品の創造を可能にする。この弾性繊維は、炭素数が2〜10の異なった共重合ポリアルキレンエーテルジオールと4,4′-ジフェニルメタンジイソシアネートとの反応で前記ウレタン部分を構成する両末端イソシアネートプレポリマーを調製し、前記ジイソシアネートを追加添加した後エチレンジアミン等の二官能性ジアミンを反応せしめて前記ウレア部分を形成させることにより得られるポリウレタンを紡糸することにより高い生産性の下で製造することができる。
請求項(抜粋):
炭素数が2〜10の異なったアルキレンエーテルからなる共重合ポリアルキレンエーテルジオール、4,4′-ジフェニルメタンジイソシアネートと二官能性ジアミンとから得られるポリエレタンであって、ウレタン部分の数平均分子量が6000〜9500、ウレア部分の数平均分子量が 650〜950 であり、かつ両端を除くウレア部分の平均繰り返し数が下記[1]式を満足するポリウレタンよりなるポリエレタン弾性繊維 m>[FM]×(n+1) ... [1](但し、mは両端を除くウレア部分の平均繰り返し数、[FM]は下記[2]式により求まる、ウレタン合成後に存在する共重合ポリアルキレンエーテルジオールに対する未反応の4,4′-ジフェニルメタンジイソシアネートのモル比、nはウレタン部分の平均繰り返えし数) [FM]=an6+bn5+cn4+dn3+en2+fn+g [2](但し、nはウレタン部分の平均繰り返し数で、a〜fは係数を表しまたgは定数である。但し、aは 2.84992×10-4,bは-7.1093×10-3,cは 7.25751×10-2,dは-0.390253,eは1.18052,fは-1.959,gは1.49107である)。
IPC (1件):
D01F 6/70

前のページに戻る