特許
J-GLOBAL ID:200903007840301605

共役ジエン重合体の水添方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 秀岳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252180
公開番号(公開出願番号):特開平11-071426
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 有機アルカリ金属化合物を重合開始剤として重合した共役ジエン重合体を不活性有機溶媒中にて水素と接触させて共役ジエンの二重結合を水素添加する際に、水添触媒が安定で取り扱い易く、また助触媒としてアルカリ金属化合物を必要とせず、触媒使用量が極めて少なく、広い温度領域で再現性よく定量水添可能な、工業的に有利な方法を提供する。【解決手段】 有機アルカリ金属化合物を重合開始剤として重合した共役ジエン重合体に失活剤を加え、不活性炭化水素溶媒中にて水素と接触させて共役ジエンの二重結合を水素添加する際に、下記(A)成分の触媒の存在下に、(M-Z+Al-Ti)/Tiが-6から+2の範囲で行うことを特徴とする共役ジエン重合体の水素添加方法。(A)成分は、下記一般式で示される有機金属化合物【化1】(但し、R1〜R10は水素、C1〜C12の炭化水素基またはC1〜C12のアルキルシリル基をあらわし、同一でも異なっていてもよい。Xはハロゲン原子またはメチル基をあらわす。)Mは有機アルカリ金属化合物のモル量、Zは失活剤のモル量、Alは有機アルミニウム化合物のモル量、Tiは有機チタン化合物のモル量である。
請求項(抜粋):
有機アルカリ金属化合物を重合開始剤として重合した共役ジエン重合体に、失活剤を加えて失活せしめ、不活性炭化水素溶媒中にて水素と接触させて共役ジエンの二重結合を水素添加する際に、下記(A)成分の触媒の存在下に、(M-Z+Al-Ti)/Tiが-6から+2の範囲で行うことを特徴とする共役ジエン重合体の水素添加方法。(A)成分は、下記一般式で示される有機金属化合物【化1】(但し、R1〜R10は水素、C1〜C12の炭化水素基またはC1〜C12のアルキルシリル基をあらわし、同一でも異なっていてもよい。Xはハロゲン原子またはメチル基をあらわす。)Mは有機アルカリ金属化合物のモル量、Zは失活剤のモル量、Alは有機アルミニウム化合物のモル量、Tiは有機チタン化合物のモル量である。
IPC (2件):
C08F 8/04 ,  C08F 36/04
FI (2件):
C08F 8/04 ,  C08F 36/04

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