特許
J-GLOBAL ID:200903007850009384

N-置換ジヒドロピロール誘導体を含有する除草剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 彰夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-343069
公開番号(公開出願番号):特開2002-145707
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】種々の雑草に対し、優れた除草活性を有する除草剤を開発すること。【解決手段】 一般式(I)【化1】[式中、R1は、水素原子、アルキル基等、R2及びR3は、同一又は異なって、アルキル基等、又は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、5乃至7員環等、R4は、水素原子、アルキルカルボニル基等、Aは、アルキル基等、nは、1〜5の整数、Xは、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。]で表されるN-置換ジヒドロピロール誘導体又はその塩を有効成分として含有する除草剤。
請求項(抜粋):
下記一般式【化1】[式中、R1は、水素原子、C1〜C6アルキル基《当該アルキル基は、1個のC3〜C7シクロアルキル基、1個のフェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、1又は2個のC1〜C6アルコキシ基(当該アルコキシ基は、1乃至5個のハロゲン原子により置換されてよい。)、1個のC2〜C6アルケニルオキシ基、1個の(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ基、1個のベンジルオキシ基、1個のC1〜C6アルキルチオ基、1乃至3個のハロゲン原子、1個のシアノ基、1個のジ(C1〜C6アルキル)アミノ基又は1個の5若しくは6員複素環基{当該複素環基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有し、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基(当該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)からなる群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてよい。}により置換されてよい。》、C3〜C7シクロアルキル基、C2〜C6アルケニル基(当該アルケニル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)、C2〜C6アルキニル基、フェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、5若しくは6員複素環基{当該複素環基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有し、1個のC1〜C6アルキル基(当該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)により置換されてよい。}、C2〜C10アルキルカルボニル基(当該アルキルカルボニル基は、1乃至3個のハロゲン原子、1個のC1〜C6アルコキシ基又は1個のフェノキシ基により置換されてよい。)、ベンゾイル基(当該ベンゾイル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、C2〜C8アルコキシカルボニル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基、C1〜C6アルキルスルホニル基又はフェニルスルホニル基(当該フェニルスルホニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)を表し、R2及びR3は、同一又は異なって、水素原子、C1〜C6アルキル基{当該アルキル基は、1個のC3〜C7シクロアルキル基、1個のフェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基及びC1〜C6アルコキシ基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、1又は2個のC1〜C6アルコキシ基、1個の(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ基、1乃至13個のハロゲン原子又は1個の5若しくは6員複素環基(当該複素環基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有する。)により置換されてよい。}、C3〜C7シクロアルキル基、C2〜C6アルケニル基(当該アルケニル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)、C2〜C6アルキニル基、フェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基及びC1〜C6アルコキシ基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)又は5若しくは6員複素環基{当該複素環基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有し、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基(当該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)からなる群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてよい。}を表し、又は、R2及びR3は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、4乃至7員の、シクロアルカン、シクロアルケン若しくはシクロアルカンジエン環{当該環は、1乃至3個のC1〜C6アルキル基、1個のC1〜C6アルコキシ基、1個の(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ基、1個のジ(C1〜C6アルキル)アミノ基、1個のC1〜C4アルキレンジオキシ基又は1個のN-(C1〜C6アルコキシ)イミノ基により置換されてよく、任意の位置で環が酸素原子、硫黄原子又は式NR6で表される基(式中、R6は、C1〜C6アルキル基を表す。)により中断されていてよい。}を表し、R4は、水素原子、C2〜C10アルキルカルボニル基(当該アルキルカルボニル基は、1乃至3個のハロゲン原子、1個のC2〜C7アルキルカルボニルオキシ基、1個のC1〜C6アルコキシ基又は1個のフェノキシ基により置換されてよい。)、C4〜C7シクロアルキルカルボニル基{当該シクロアルキルカルボニル基は、C1〜C6アルキル基及びハロゲン原子からなる群から選ばれる1乃至4個の置換基、1又は2個のC1〜C6アルコキシ基、1又は2個のシアノ基又は1個のフェニル基(当該フェニル基は、1個のC1〜C6アルコキシ基により置換されてよい。)により置換されてよい。}、C3〜C7アルケニルカルボニル基(当該アルケニルカルボニル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)、ベンゾイル基{当該ベンゾイル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基(当該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子又は1個のフェノキシ基により置換されてよい。)からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基、1乃至3個のC1〜C6アルコキシ基、1個のC2〜C7アルキルカルボニルオキシ基、1個のC2〜C7アルコキシカルボニル基、1個のC1〜C6アルキルチオ基、1個のC1〜C6アルキルスルフィニル基、1個のC1〜C6アルキルスルホニル基、1個のフェノキシ基、1個のシアノ基又は1個のニトロ基により置換されてよい。}、4乃至6員複素環カルボニル基{当該複素環カルボニル基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有し、1乃至3個のC1〜C6アルキル基(当該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子により置換されてよい。)、1乃至3個のC1〜C6アルコキシ基、1個のC1〜C6アルキルチオ基又は1個のハロゲン原子により置換されてよく、ベンゼン環と縮合してもよい。}、C2〜C8アルコキシカルボニル基{当該アルコキシカルボニル基は、1乃至3個のハロゲン原子、1個のC1〜C6アルコキシ基、1個のC1〜C6アルキルチオ基、1個のフェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)又は1個の5若しくは6員複素環基(当該複素環基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有し、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてよい。)により置換されてよい。}、C4〜C7シクロアルコキシカルボニル基、C3〜C7アルケニルオキシカルボニル基、C3〜C7アルキニルオキシカルボニル基、(C1〜C6アルキルチオ)カルボニル基、(フェニルチオ)カルボニル基{当該(フェニルチオ)カルボニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。}、(C1〜C6アルコキシ)チオカルボニル基、(フェノキシ)チオカルボニル基{当該(フェノキシ)チオカルボニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。}、C2〜C7アルキルジチオカルボニル基、フェニルジチオカルボニル基(当該フェニルジチオカルボニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、C1〜C6アルキル基{当該アルキル基は、1個の、フェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基及びC1〜C6アルコキシ基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、C1〜C6アルコキシ基、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、シアノ基、フェノキシ基(当該フェノキシ基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)又はC2〜C7アルコキシカルボニル基により置換されてよい。}、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ジ(C1〜C6アルキル)カルバモイル基{当該ジアルキルカルバモイル中の2つのアルキル基は、それらが結合する窒素原子と一緒になって5若しくは6員複素環(当該複素環は、1個の窒素原子の他に1個の酸素原子又は窒素原子を含有してよい。)を形成してよい。}、ジ(C1〜C6アルキル)チオカルバモイル基{当該ジアルキルチオカルバモイル中の2つのアルキル基は、それらが結合する窒素原子と一緒になって5若しくは6員複素環(当該複素環は、1個の窒素原子の他に1個の酸素原子又は窒素原子を含有してよい。)を形成してよい。}、C1〜C6アルキルスルホニル基、フェニルスルホニル基(当該フェニルスルホニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)又はジ(C1〜C6アルコキシ)チオホスホリル基を表し、Aは、C1〜C6アルキル基(当該アルキル基は、1乃至13個のハロゲン原子により置換されてよい。)、ハロゲン原子、C1〜C6アルコキシ基(当該アルコキシ基は、1乃至5個のハロゲン原子により置換されてよい。)、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルホニル基、フェニル基(当該フェニル基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)、5若しくは6員複素環基(当該複素環基は、1乃至4個の酸素原子、硫黄原子又は窒素原子を含有し、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてよい。)、シアノ基、ニトロ基、アミノ基又はフェノキシ基(当該フェノキシ基は、ハロゲン原子及びC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる1乃至5個の置換基により置換されてよい。)を表し、nは、1〜5の整数を表し、Xは、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基又はスルホニル基を表す。]で表されるN-置換ジヒドロピロール誘導体又はその塩を有効成分として含有する除草剤。
IPC (8件):
A01N 43/36 ,  A01N 37/28 ,  A01N 37/46 ,  A01N 43/40 101 ,  A01N 43/54 ,  A01N 43/56 ,  A01N 43/828 ,  A01N 57/16 101
FI (8件):
A01N 43/36 C ,  A01N 37/28 ,  A01N 37/46 ,  A01N 43/40 101 E ,  A01N 43/54 B ,  A01N 43/56 A ,  A01N 57/16 101 A ,  A01N 43/82 102
Fターム (23件):
4H011AB01 ,  4H011BA01 ,  4H011BB06 ,  4H011BB09 ,  4H011BB10 ,  4H011BB17 ,  4H011BC01 ,  4H011BC07 ,  4H011BC18 ,  4H011BC19 ,  4H011BC20 ,  4H011DA02 ,  4H011DA13 ,  4H011DA15 ,  4H011DC03 ,  4H011DC05 ,  4H011DC06 ,  4H011DC08 ,  4H011DD01 ,  4H011DD04 ,  4H011DH02 ,  4H011DH03 ,  4H011DH10

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