特許
J-GLOBAL ID:200903007852458062

薄膜集積回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-075122
公開番号(公開出願番号):特開平8-273387
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】薄膜トランジスタを用いたシフトレジスタ回路を備える薄膜集積回路において、トランジスタの閾値電圧変動の回復を可能にして、シフトレジスタ回路の低消費電力化、小型化、ノイズによる誤動作減少を画る。【構成】入力用のトランジスタTr11と負荷Z1 駆動用のトランジスタTr12とで、ブートストラップ効果を伴なうダイナミック動作型の信号転送回路を形成する。リセットトランジスタTr13のゲート電極に、正電圧V1 と負電圧V2 との間に直列接続されたトランジスタTr15,Tr16と、シフトパルスΦ1 2 に同期するパルスΦ1R2Rとで、シフトパルスに同期してデューティ50%で、正電圧V1 と負電圧V2 とを交互に加える。出力Q1 がハイレベルのときは、トランジスタTr14が導通するので、トランジスタTr13のゲート電圧は0に強制され、リセットが解除される。
請求項(抜粋):
同一の絶縁性基板上に、薄膜トランジスタのような薄膜素子からなる複数の回路と、前記複数の回路のそれぞれを負荷としそれら負荷をスタートパルスの入力に応じて順次交互に駆動して行くための、薄膜トランジスタを用いて構成されたシフトレジスタであって、信号入力点に与えられた信号をシフトパルスにより信号出力点に転送しその出力信号により負荷を駆動する信号転送回路を単位としてこれを複数縦列に接続し、それぞれの信号転送回路に交互に逆位相のシフトパルスを加えて得られる並列の出力信号で前記負荷を駆動する構成のシフトレジスタとを備える薄膜集積回路において、前記単位の信号転送回路は、ゲート電極を信号入力点とする入力トランジスタと、ゲート電極が前記入力トランジスタの一方の主電極に接続され一方の主電極を信号出力点としてその信号出力点に負荷が接続される駆動トランジスタとを含み、前記信号入力点に入力されたパルス信号を、前記駆動トランジスタのゲート電極部に付随する容量の電荷蓄積作用と前記駆動トランジスタの他方の主電極へのシフトパルスの印加とに基づいて、ブートストラップ効果を伴うダイナミック動作で前記信号出力点に転送する構成の信号転送部と、一方の主電極が前記駆動トランジスタのゲート電極に接続されて、前記駆動トランジスタが遮断状態のときその遮断状態を保たせるリセットトランジスタを含むリセット部とから成り、前記リセット部が、前記リセットトランジスタのゲート電極に負極性の電圧を含むゲート電圧を与えるゲート電圧制御手段を備えることを特徴とする薄膜集積回路。
IPC (5件):
G11C 19/00 ,  G11C 19/28 ,  H01L 27/146 ,  H01L 29/786 ,  H04N 5/335
FI (5件):
G11C 19/00 G ,  G11C 19/28 D ,  H04N 5/335 P ,  H01L 27/14 C ,  H01L 29/78 614
引用特許:
審査官引用 (2件)

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