特許
J-GLOBAL ID:200903007855600358

医療用高分子ゲル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-125838
公開番号(公開出願番号):特開平8-024325
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【構成】酵素反応で主鎖が切断され得る分解性基およびスペーサーを介して、薬剤が水膨潤性高分子ゲルに固定化された医療用高分子ゲル、および分子内にカルボキシル基を有する多糖類からジアミノアルカン誘導体を架橋性試薬とする共有結合架橋により得られる水膨潤性高分子ゲル。【効果】本発明の医療用高分子ゲルは、酵素の量に応じた薬剤放出特性を示すため、酵素が産生される病巣においてのみ、治療に有効な量の薬剤を放出することが可能であリ、創傷被覆材、生体組織接着剤、癒着防止材、骨補強材、薬剤放出基材の構成成分として有用である。また、本発明により提供される水膨潤性高分子ゲルを構成材料とする創傷被覆材は、創傷、熱傷、褥瘡などの患者に適用されることにより該患者の創の治癒を促進することができる。
請求項(抜粋):
下記の一般式(I)A-B-C-D (I)(式中、Aは水膨潤性高分子ゲルを表し、Bはスペーサーを表し、Cは酵素反応で主鎖が切断され得る分解性基を表し、Dは薬剤を表す。)により表される結合形態により、薬剤が、酵素反応で主鎖が切断され得る分解性基およびスペーサーを介して、水膨潤性高分子ゲルに固定化された医療用高分子ゲル。
IPC (5件):
A61L 25/00 ,  A61K 9/00 ,  A61K 47/30 ,  A61L 15/16 ,  A61L 27/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-244369
  • 特表昭61-502729
  • 特開平2-180903
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