特許
J-GLOBAL ID:200903007857243013

ツーピース型のオールプラスチックシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-506553
公開番号(公開出願番号):特表平8-500563
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】開放されたネックの仕上げ部を有する容器(11)と共に使用される蓋装置は、上記仕上げ部の外径(D1)に係合する開放端で終端となっているスカート(27)を有する内側キャップ(21)を備えている。内側キャップ(21)は、最初に、仕上げ部と係合するような寸法を有している。スカート(27)は、円周方向に隔置されて伸長するスリット(33)を有しており、これらスリットは、凍結乾燥ポートとして機能することができ、また、軸方向の閉鎖力が作用した時に、内側キャップ(21)が膨張することを許容し、更に、上記仕上げ部の底部に係合する。ライナ(19)が、閉鎖端に接近して内側キャップ(21)に設けられており、そのキャップが、仕上げ部の底部と整合するように動いた時に、上記仕上げ部に向かって圧縮される。オーバキャップ(17)が、予備組み立ての状態で、内側キャップ(21)上でロックされ、上記オーバキャップは、仕上げ部(43)と内側キャップ(21)の内側面との間でライナ(19)を圧縮してシールする組み立てを完了した後に、内側キャップ(21)を包囲する。好ましい実施例においては、内方を向いた隆起部(35)が、内側キャップ(21)の内側に設けられ、ライナ(19)の寸法の最大変動、並びに、仕上げ部(43)のクラウンの寸法の最大変動にわたって、ライナ(19)が仕上げ部(43)をシールするに十分な距離だけ、ライナ(19)に係合する。
請求項(抜粋):
開放したネック仕上げ部を有する容器と共に使用される蓋装置において、 閉鎖端、及び、該閉鎖端から垂下するスカートを有する内側キャップであって、前記スカートは、前記開放したネック仕上げ部の外径に係合するような寸法を有する開放端で終端となっており、該内側キャップは、前記スカートの前記開放端付近に設けられると共に内方を向いている環状のビードを有しており、前記ビードは、最初に前記仕上げ部に係合し、前記スカートが前記仕上げ部を越えて最初に通過するのを防止するような寸法を有しており、前記スカートは、前記開放端から軸方向に伸長すると共に円周方向に隔置された複数のスリットを有し、これらスリットが、前記仕上げ部の底部に整合するように前記ビードを動かす第1の軸方向の閉鎖力が作用した時に、該内側キャップが膨張することを許容するようになされた、内側キャップと、 前記内側キャップの中で前記閉鎖端付近の上方位置に設けられるライナであって、該ライナを前記上方位置に支持するための手段を具備すると共に、前記ビードが前記仕上げ部の底部と整合するように動かされた時に、前記仕上げ部に接して固定的に位置する、ライナと、 前記内側キャップの外側に係合するような寸法の内径を有する外側キャップとを備え、前記内側キャップ及び外側キャップは、前記ライナが前記上方位置にある時に、前記外側キャップを前記内側キャップの周囲の予備組み立て位置に位置決めするためのロック手段を具備しており、該ロック手段は、前記軸方向の第1の閉鎖力よりも大きい軸方向の力が作用した時に、前記内側キャップ及び外側キャップを分離するようになされており、前記第1のロック手段は、前記内側キャップが前記仕上げ部の底部と整合している間に、前記内側キャップの前記開放端に係合するように位置決めされていることを特徴とする蓋装置。
IPC (3件):
B65D 41/18 ,  A61J 1/05 ,  B65D 51/18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭56-074448

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