特許

J-GLOBAL ID：200903007857514319

希土類-遷移金属系異方性磁粉の製造方法

発明者： 尾崎 由紀子 ,  福田 泰隆 ,  小菊 史男 ,  小関 良広 ,  岩崎 義光 ,  下斗米 道夫
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-266368
公開番号（公開出願番号）：特開平5-029117
出願日： 1991年10月15日
公開日（公表日）： 1993年02月05日
要約：

【要約】【構成】【化1】化学式:R2TM14B1で示される粉末と、このR2TM14B1よりも融点が低い、R:10〜80at%, M:20〜80at%の組成になるR-M系合金及び/又はR:5〜30at%, M:15〜75at%,B:65at%以下の組成になるR-M-B系合金で示される粉末とを混合した後、磁場中成形、ついで焼成して得たR-M-B系焼結磁石を、 500°C以下の温度において 0.1〜10気圧の水素ガス中又は水素ガスを含む非酸化性ガス中に暴露したのち、粉砕し、ついで室温以上、 500°C以下の温度で脱水素処理を施す。【効果】 粉砕により磁気特性を低下させることなしに異方性ボンド磁石用磁粉として有用な希土類-遷移金属系異方性磁粉が得られる。

請求項（抜粋）：

【化1】化学式:R2TM14B1ここでR:Y,Sc及びランタノイド元素のうちから選んだ一種又は二種以上TM:Fe, Ni及びCoのうちから選んだ一種又は二種以上で示される粉末と、このR2TM14B1よりも融点が低い、R:10〜80at%, M:20〜80at%の組成になるR-M系合金及び/又はR:5〜30at%, M:15〜75at%,B:65at%以下の組成になるR-M-B系合金ここでR:Y,Sc及びランタノイド元素のうちから選んだ一種又は二種以上M:Ni又はその一部をFe, Co, Si, Al, Ga, Au, Ag, Cu, Pd及びPtのうちから選んだ一種又は二種以上の元素で置換したもので示される粉末とを混合した後、磁場中成形、ついで焼成して得たR-M-B系焼結磁石を、 500°C以下の温度において 0.1〜10気圧の水素ガス中又は水素ガスを含む非酸化性ガス中に暴露したのち、粉砕し、ついで室温以上、 500°C以下の温度で脱水素処理を施すことを特徴とする希土類-遷移金属系異方性磁粉の製造方法。

IPC (3件)：

H01F 1/053 ,  B22F 9/04 ,  B22F 1/00