特許
J-GLOBAL ID:200903007862566130

ユニット式建物及びその施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-310040
公開番号(公開出願番号):特開2003-119890
出願日: 2001年10月05日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 内部に大空間を形成し、かつこの大空間の天井面の垂れ下りやこの上階床面の凹みの発生を抑える補強梁を備えたユニット式建物及びその施工法を提供すること。【解決手段】 箱状の建物ユニットから柱41が一本省略された角隅部20Dを寄せ合わせて配置された下側建物ユニット20Bと、この下側建物ユニット20Bの上に積層された上側建物ユニット30Aと、前記角隅部20Dを補強する補強梁70とを備えたユニット式建物の施工法であって、下側建物ユニット20Bの設置後に補強梁70を設置すると共に、補強梁のスパン中央部を高さ調整手段を備えた治具柱100によって仮支持する工程と、治具柱によって仮支持した下側建物ユニット上に上側建物ユニット30Aを設置する工程と、治具柱の高さ調整手段により補強梁の支持位置を下げた状態で、下側建物ユニット及び上側建物ユニットと補強梁とを本接合した後、前記治具柱を取り除く。
請求項(抜粋):
四隅の柱の上下端を天井梁および床梁で連結して箱状に形成されたフレームを有する通常の建物ユニットから柱が一本省略された大空間用建物ユニットを複数有し、これら大空間用建物ユニットの前記柱が省略された角隅部を寄せ合わせて配置された複数の下側建物ユニットと、この下側建物ユニットの上に積層された上側建物ユニットとを備え、前記角隅部を補強する補強梁が設けられたユニット式建物であって、前記補強梁は、前記角隅部の両側に配置される柱の間に架け渡される梁本体と、この梁本体の略中央に設けられた中央接続部と、前記梁本体の端部に設けられた端部接続部とを備え、前記各接続部は、前記梁本体に接続される梁本体接続部と、前記梁本体の両側に隣接する前記上側建物ユニットおよび下側建物ユニットのうちの少なくとも一方に接続されるユニット接続部分とを備えるとともに、前記中央接続部のユニット接続部分は、前記端部接続部のユニット接続部分より高い位置に設けられていることを特徴とする、ユニット式建物。

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