特許
J-GLOBAL ID:200903007874010456

放射線検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039316
公開番号(公開出願番号):特開平5-232234
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 経時変化や温度変化の補正を必要とせずに、作業中の被ばく量を1cm,3mm,70μmの線量当量の単位で測定できる放射線検出装置を提供する。【構成】 樹脂フィルタ21、チタンフィルタ31、鉛フィルタ41を備える3個の半導体検出器20,30,40を設け、これらの検出器の出力信号の計数値の比を演算して感度テーブルと照合しかつ線量当量毎の補正テーブルよりそれぞれの補正値をかけて線量当量を算出する演算回路28を設けた。フィルタを介したX線は半導体検出器20,30,40により検出され、それらの出力信号は、増幅、弁別される。弁別された信号は計数器26,36,46により積算され、演算回路28は、これらの積算値から感度比を求め、感度比と感度テーブルの値とを照合し、X(γ)線の平均エネルギーを算出する。それから、演算回路28は、積算値、感度、および線量当量補正テーブルより1cm,3mm,70μm線量当量を算出する。
請求項(抜粋):
放射線を検出する複数の検出器と、前記各検出器の放射線有感面に設けられそれぞれ互いに異なる減弱作用をもつフィルタと、前記複数の検出器の出力信号を別々に計数する複数の計数部と、前記各フィルタに対する感度テーブルを記憶する感度テーブル記憶部と、線量当量に対する補正テーブルを記憶する線量当量補正テーブル記憶部と、前記各計数部の計数値の比を演算して前記感度テーブル記憶部に予め記憶されている感度テーブルと照合しかつ前記補正テーブル記憶部が記憶する線量当量毎の補正テーブルよりそれぞれの補正値をかけて線量当量を算出する演算回路と、を備えることを特徴とする放射線検出装置。
IPC (3件):
G01T 1/00 ,  G01T 1/36 ,  G01T 7/00

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