特許
J-GLOBAL ID:200903007882191427

蓄熱式バーナの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294226
公開番号(公開出願番号):特開平6-147461
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【構成】 理論流量Qa、前回の制御演算で求めた流量係数Na(n-1)、制御弁22のファン側の圧力P1(n)、炉内圧力PF(n)、制御弁22を通過する流体の温度T1(n)をもとに制御弁22の開度V(n)を調整し、制御弁22のバーナ側の圧力P2(n)およびファン側の圧力P1(n)、制御弁22を通過する流体の温度T1(n)、および調整された開度Va(n)をもとに実績流量Qa(n)を求め、理論流量Qaと実績流量Qa(n)の流量差△Qを求め、流量差△Qが所定の許容誤差δaの範囲内であれば、実績流量Qa(n)、制御弁22のバーナ側の圧力P2(n)、炉内圧力PF(n)をもとに流量係数Na(n)を求め、流量差△Qが所定の許容誤差δaの範囲外であれば、理論流量Qa、制御弁22をもとに流量係数Na(n)を求め、この流量係数Na(n)を次回の制御演算に用いる。
請求項(抜粋):
対をなす二つのバーナにそれぞれ燃料供給管と蓄熱器を有する給排気管を接続し、切換弁を介して上記給排気管を燃焼空気供給管と排ガス排気管に接続し、一方のバーナより燃料と燃焼空気を噴射しつつ他方のバーナより炉内の排ガスを排気する燃焼状態を交互に行うことにより、排ガスの排気時に上記蓄熱器に蓄積された熱を燃焼空気の予熱に利用するとともに、上記燃焼空気供給管と排ガス排気管にそれぞれ開度検出器付き制御弁を設け、これらの制御弁によってファンの燃焼空気供給量と排ガス排気量を調整するようにした蓄熱式バーナについて、以下の各ステップからなる制御演算に基づいて燃焼空気と排ガスの流量を調整することを特徴とする蓄熱式バーナの制御方法。ステップ1理論流量、前回の制御演算で求めた流量係数、制御弁のファン側の圧力、炉内圧力、制御弁を通過する流体の温度をもとに制御弁の開度を求める。ステップ2上記ステップ1で求めた開度に制御弁を調整する。ステップ3上記制御弁をステップ1で求めた開度に調整した後、制御弁のバーナ側の圧力およびファン側の圧力、制御弁を通過する流体の温度、および上記調整された開度をもとに実績流量を求める。ステップ4上記理論流量と実績流量の流量差を求める。ステップ5上記流量差が所定の許容誤差の範囲内であれば、上記実績流量、制御弁のバーナ側の圧力、炉内圧力をもとに流量係数を求め、上記流量差が所定の許容誤差の範囲外であれば、上記理論流量、制御弁のバーナ側の圧力、炉内圧力をもとに流量係数を求める。ステップ6上記ステップ5で求めた流量係数を記憶する。ステップ7上記ステップ1に復帰する。

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