特許
J-GLOBAL ID:200903007886879750

感放射線性着色組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061457
公開番号(公開出願番号):特開平10-254133
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、顔料の分散性及び経時による分散安定性に優れる感放射線性着色組成物を提供する。本発明の感放射線性着色組成物を用いることにより、塗膜性に優れ、現像後の地汚れが生じ難くく、さらに形成された画素の密着性が優れており、パターン再現性が良好なカラーフィルターを作製することができる。【解決手段】 (A)特定の重合体成分のうちの少なくとも1種を含有する重合体主鎖の、一方の末端のみに特定の重合性二重結合基を結合して成る一官能性マクロモノマー、?A特定のモノマー?B四級アンモニウム塩モノマー、及び?C酸アミド基を少なくとも1つ分子中に有する特定のモノマーとから少なくとも成る共重合体、(B)感放射線性化合物、並びに(C)顔料を含有する感放射線性着色組成物。
請求項(抜粋):
(A)少なくとも、?@下記一般式(IIa)及び(IIb)で示される重合体成分のうちの少なくとも1種を含有する重合体主鎖の、一方の末端のみに下記一般式(I)で示される重合性二重結合基を結合して成る、重量平均分子量3×104 以下の一官能性マクロモノマー、?A下記一般式(III)で示されるモノマー?B四級アンモニウム塩モノマー、及び?C下記一般式(IV)で表される無置換又は置換酸アミド基を少なくとも1つ分子中に有するモノマーとから少なくとも成る共重合体、(B)感放射線性化合物、並びに(C)顔料を含有する感放射線性着色組成物。【化1】〔式(I)中、V0 は-COO-、-OCO-、-CH2 OCO-、-CH2 COO-、-O-、-SO2 -、-CO-、-CONHCOO-、-CONHCONH-、-CONHSO2 -、-CON(P3 )-、-SO2 N(P3 )-又は-C6 H4 -を表わす(P3 は、水素原子又は炭化水素基を表わす)。c1 、c2 は、互いに同じでも異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭化水素基、-COO-Z′又は炭化水素を介した-COO-Z′(Z′は水素原子又は置換されてもよい炭化水素基を示す)を表わす。〕【化2】〔式(IIa)又は(IIb)中、V1 は、式(I)中のV0 と同義である。Q1 は、炭素数1〜18個の脂肪族基又は炭素数6〜12個の芳香族基を表わす。d1、d2 は、互いに同じでも異なってもよく、式(I)中のc1 、c2 と同義である。Q0 は-CN又は-C6 H4 -Tを表わす。ここでTは水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、アルコキシ基又は-COOZ′′(Z′′はアルキル基、アラルキル基又はアリール基を示す)を表わす。〕【化3】〔式(III)中、V2は、式(IIa)中のV1と同義である。Q2 は、式(IIa)中のQ1 と同義である。e1 、e2 は互いに同じでも異なってもよく、式(I)中のc1 、c2 と同義である。〕【化4】〔式(IV)中、R1 、R2 は各々同じでも異なってもよく、水素原子又は炭素数1〜18個の置換されてもよい炭化水素基を表し、またR1 とR2 が、-O-、-S-、-NR3 -(ここでR3 は水素原子又は炭素数1〜12個の炭化水素基を表す)を介して互いに結合して環を形成してもよい。〕
IPC (5件):
G03F 7/033 ,  C08L 55/00 ,  G02B 5/20 101 ,  G03F 7/105 ,  C08F290/04
FI (5件):
G03F 7/033 ,  C08L 55/00 ,  G02B 5/20 101 ,  G03F 7/105 ,  C08F290/04
引用特許:
出願人引用 (8件)
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