特許
J-GLOBAL ID:200903007888703098

医薬品注射用の器具及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  大畠 康 ,  大森 忠孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-518304
公開番号(公開出願番号):特表2008-543500
出願日: 2006年06月19日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
医薬品の投与方法及び装置である。本方法は、ハウジング、医薬品を含みハウジング内部で可動の針付き注射器、1のハウジングの端部に配置される動作ボタンを含んでなり、前記ハウジングが他の端部において半径方向外向きに広がり、針付き注射器を目視可能に設計されている輸送器具に関する。広がりのある端部において前記ハウジングの皮膚接触面は該皮膚における滑りを制限するよう設計され、少なくとも1の注射標的誘導部が設けられている。前記器具を注射のためにポジショニングし、器具のハウジングを保持する側の手でいかなる所定の力によって注射部位に向かって押すことなく、反対側の手でハウジングの動作ボタンを操作し、それにより器具内の構成部品が前進動作を開始し、第一に自動的に針付き注射器を前進させて針を注射部位に刺入し、第二に自動的に前記注射器ピストンを前進させて前記刺入された注射針を通じて医薬品を注入する。
請求項(抜粋):
医薬品の投与方法であって、 輸送器具を準備するステップを、含んでおり、 その輸送器具が、 軸方向に離れて存在する第1端部及び第2端部を有するハウジングと、 第1位置から第2位置へ軸方向に移動可能なように前記ハウジング内に装備された、医薬品を含む針付き注射器と、 前記ハウジングの前記第1端部の少なくとも1つの注射標的誘導部と、 を含んでおり、 前記注射針の噴射口が、前記第1位置に存在するときは前記ハウジング内の奥部に位置し、前記第2位置に存在するときは前記第1端部を越えて前記ハウジングから突出しており、 前記注射器が、前記注射針の噴射口を通じて前記注射器内に含まれる前記医薬品を押し出すための、前記第1端部に向かって前進可能なピストンを、有しており、 前記ハウジングの前記第1端部近傍の軸方向の一定長の領域が、前記第1端部に向かって半径方向外側に広がっており、且つ、前記針付き注射器を目視可能とするために、透明であるか又は覗き窓を備えるかのいずれか1つの特徴を有しており、 前記ハウジングの前記第1端部の皮膚接触面が、第1領域及び第2領域を含んでおり、前記第1領域が、皮膚上での滑りを制限するために、前記第2領域の材料よりも大きな摩擦係数を有する材料で構成されており、 また、片手で前記ハウジングの一部分を保持して、少なくとも1つの前記標的誘導部が意図する注射部位と並ぶように、前記輸送器具を前記ハウジングの前記皮膚接触面を介して皮膚に対して位置させる、ステップを、含んでおり、 更に、前記ハウジングの保持部分に対して輸送器具の一部を回転させてロック解除システムを操作するステップを、含んでおり、それにより、第2端部に配置されている動作ボタンが、前記ハウジングから離れるように軸方向に移動し、 ハウジングの一部分を保持している方の片手によるいかなる所定の力を用いて輸送器具のハウジングを注射部位に向かって押すことなく、他方の片手でハウジングに向かって軸方向に動作ボタンを押すことにより、前記輸送器具内の部品を前進させ、したがって、最初に、前記針付き注射器を前記第1位置から前記第2位置に自動的に前進させ、次いで、前記注射器のピストンを前記第2端部に向かって自動的に前進させる、ことを特徴とする方法。
IPC (3件):
A61M 5/20 ,  A61M 5/315 ,  A61M 5/31
FI (3件):
A61M5/20 ,  A61M5/315 ,  A61M5/31
Fターム (7件):
4C066AA09 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD13 ,  4C066EE14 ,  4C066FF05 ,  4C066HH01

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