特許
J-GLOBAL ID:200903007895072451

光造形装置及び光造形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-327870
公開番号(公開出願番号):特開平8-183100
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 紫外光と露光パネルを用い、高精度の3次元物体を造形する。【構成】 露光パネル4は熱転移により透過率が変化する熱転移型液晶を内封したものを用い、液状の紫外線硬化樹脂の液面に接するように配置する。この露光パネルをビーム径0.1mm以下に絞ったレーザー光により走査露光する。昇降台31を液状の紫外線硬化樹脂21が層状になるように配置し、レーザー光により露光パネル4を露光して紫外線透過部分と非透過部分とを形成し、紫外線ランプ6からの光を露光パネル4の紫外線透過部分を介して紫外線硬化樹脂21に照射する。すると、紫外線硬化樹脂21の層状部分が硬化する。硬化後、昇降台31を下降させ、露光パネル4に電界を印加して紫外線透過部分のみにし、レーザー光で所定パターンに走査露光する。これを繰り返して高精度の3次元物体を造形することができる。
請求項(抜粋):
液状の紫外線硬化樹脂を所定厚さの未硬化樹脂層とし、所定パターンの光透過部分を有する露光パネルを通して前記未硬化樹脂層に紫外光を照射して前記未硬化樹脂層を前記所定パターンの硬化樹脂層とし、かかる硬化樹脂層を順次積層していくことにより3次元物体を造形する光造形装置において、前記露光パネルは、熱転移により透過率が変化する熱転移型液晶を内封した液晶パネルであって、該液晶パネルに対して前記熱転移型液晶の転移を惹起する所定ビーム径のレーザ光を前記所定パターンに基づいて照射し、前記液晶パネルに前記光透過部分を形成する光透過部分形成手段と、前記液晶パネルに対して所定の物理量を付与し、前記レーザ光により転移した前記熱転移型液晶を転移前の状態に戻す光透過部分リセット手段とを備えたことを特徴とする光造形装置。
IPC (4件):
B29C 67/00 ,  B23K 26/06 ,  B29C 35/08 ,  B29K105:24

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