特許
J-GLOBAL ID:200903007897867168

エポキシドの製造方法およびエポキシド製造用触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 原 謙三 (外1名) ,  原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320153
公開番号(公開出願番号):特開平10-237055
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 アルカンからエポキシドを連続的に製造するのに工業的に有利な方法を提供する。【解決手段】 エポキシドの製造方法は、アルカンを含むガスAを脱水素反応させて、アルケンと水素とを含むガスBを生成する脱水素工程1、金を含む触媒の存在下で、酸素を含むガスCを用いて上記ガスBをエポキシ化反応させて、エポキシドと、未反応の水素および酸素とを含むガスDを生成するエポキシ化工程2、上記ガスDからエポキシドを分離する分離工程3、エポキシドを分離したガスE中の水素と酸素とを反応させて酸素を除去する酸素除去工程4、を含んでなっている。そして、上記酸素を除去したガスFの少なくとも一部(ガスF1 )を、上記脱水素工程1に戻してリサイクルする。脱水素工程1で生成する水素は、エポキシ化工程2および酸素除去工程4で消費されるので、反応系に蓄積されない。従って、大量の水素を反応系から分離・除去する工程が不要となる。
請求項(抜粋):
アルカンを含むガスAを脱水素反応させて、アルケン、水素並びに未反応のアルカンを含むガスBを生成する脱水素工程と、触媒の存在下で、酸素と上記ガスBとを反応させてエポキシドを生成するエポキシ化工程とを経て、アルカンからエポキシドを製造する方法において、金を含む触媒を上記エポキシ化工程に用いることを特徴とするエポキシドの製造方法。
IPC (3件):
C07D301/10 ,  B01J 23/42 ,  B01J 23/52
FI (3件):
C07D301/10 ,  B01J 23/42 Z ,  B01J 23/52 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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