特許
J-GLOBAL ID:200903007900890567

タービン動翼の固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281044
公開番号(公開出願番号):特開平6-108801
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 タービン動翼の静的固有振動数計測にあたって、翼根と翼溝とを正しく密着させること。【構成】 タービン動翼1の翼根4の底面に流体注入溝6を形成すると共に、この溝6に圧力油などの流体を注入する穴7を翼根4に穿設し、また流体注入溝6のまわりをシールリング8でシールする。そして、タービン動翼1の静的固有振動数を計測する時には、圧力油などの流体を翼根4の穴7を通して翼根4と翼溝3との底面間の溝6に注入し、これによりロータ2の回転中に生じる遠心力と同じ方向の力Fを翼根4の底面に及ぼして、タービン動翼1を外周側方向に押し上げ、翼根4と翼溝3とを正しくラジアルライン上に位置させて強く密着させる。以上述べた流体注入溝6及び穴7は翼溝3側に設けても良い。
請求項(抜粋):
タービン動翼の静的固有振動数計測にあたって、動翼の翼根とロータに形成した翼溝とを固定する装置において、前記動翼の翼根と翼溝とがロータ回転中に生じる遠心力と同じ方向で密着するように動翼の翼根を押し上げる流体を注入する溝を、翼根の底面と翼溝の底面との間に形成したことを特徴とするタービン動翼の固定装置。
IPC (2件):
F01D 5/16 ,  F01D 5/30

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