特許
J-GLOBAL ID:200903007901646384

可変容量タービンの可変ノズル機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-148942
公開番号(公開出願番号):特開2001-329851
出願日: 2000年05月19日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータ側のノズル駆動部材と複数のノズルベーンとを連結する連結部材と、前記ノズルベーンとの連結部を、塑性変形を伴うことなく高強度を有するとともに、治具等の格別な組立要具を必要とすることなく少ない組立工数でかつ低コストで以って高精度の結合構造となした可変容量タービンの可変ノズル機構を提供する。【解決手段】 可変容量タービンの可変ノズル機構において、アクチュエータ側のノズル駆動部材と複数のノズルベーンとを夫々連結する複数の連結部材を備え、該連結部材に形成された穴側係止面を有する結合穴に、ノズルベーンの回転軸に形成され軸側係止面を有する結合軸部を、該結合穴及び結合軸部に塑性変形を伴うことなくかつ前記穴側係止面と軸側係止面とを当接させることにより、前記連結部材と前記ノズルベーンとを相対回転不能に嵌合せしめ、先端部に抜け止め処理を施したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
【請求項1】 タービンケーシングに形成された渦巻状のスクロールと、該スクロールの内周側にタービンの円周方向に沿って配置されるとともに前記タービンケーシングに回動可能に支持されて翼角を可変にされた複数のノズルベーンと、該ノズルベーンの内周側に回転自在に設けられたタービンロータとを備え、作動ガスを前記スクロールからノズルベーンを経てタービンロータへと半径方向に流動させて該タービンロータを回転駆動するように構成された可変容量タービンにおいて、アクチュエータに連結され該アクチュエータによりタービン軸心廻りに回動可能にされたノズル駆動部材と前記複数のノズルベーンとを夫々連結する複数の連結部材を備え、該連結部材に形成され平面あるいは曲面からなる穴側係止面を有する結合穴に、前記ノズルベーンの回転軸に形成され前記穴側係止面に対応する形状の軸側係止面を有する結合軸部を、該結合穴及び結合軸部に塑性変形を伴うことなくかつ前記穴側係止面と軸側係止面とを当接させることにより、前記連結部材と前記ノズルベーンとを相対回転不能に嵌合せしめ、先端部に抜け止め処理を施したことを特徴とする可変容量タービンの可変ノズル機構。
IPC (4件):
F02B 37/24 ,  F01D 9/02 101 ,  F01D 17/16 ,  F02B 39/00
FI (4件):
F01D 9/02 101 ,  F01D 17/16 A ,  F02B 39/00 T ,  F02B 37/12 301 Q
Fターム (12件):
3G002GA07 ,  3G002GA11 ,  3G002GB00 ,  3G005EA04 ,  3G005EA14 ,  3G005FA42 ,  3G005KA08 ,  3G071AA02 ,  3G071AB06 ,  3G071BA00 ,  3G071BA27 ,  3G071DA16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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