特許
J-GLOBAL ID:200903007907502864

最適な弾性回復率のための画定された形態学を有する熱可塑性加硫ゴム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-511527
公開番号(公開出願番号):特表2003-505552
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】熱可塑性加硫ゴム(TPV)が、分散されたゴム粒子の体積分率が0.5より大きく、好ましくは0.55乃至0.95であり、残りが最適の弾性回復率を生じる形態学になるような方法で分散された連続性塑性物質相であるまで、溶融ブレンドすることにより製造される。大きなゴム粒子の大部分(体積で)は小さな粒子に隣接しており、小さな粒子は、臨界的に薄い0.1μm未満の厚さの、変形し得る塑性物質のリガメントにより分離されている。透過電子顕微鏡(TEM)写真で見られるように、大きな粒子の大部分はこの形態学を明示しており、そのTPVは、リガメントがより厚い場合よりも、予測できないほど高い弾性回復率を示す、以上のことは、マイクロメカニックスのモデルにおいてシミュレーションされ、それによりTPVの観察された実際の弾性回復率が確認され、振り返っては予測される。
請求項(抜粋):
エラストマー及び塑性物質の熱可塑性加硫ゴムであり、小さい粒子に対して体積主割合で存在する大きな粒子が、リガメントにより隔たれた少なくとも1つの小さな粒子に隣接しており、リガメントの少なくとも15%が大きな粒子の平均直径の10%未満の厚さを有し、残りのリガメントが大きな粒子の平均直径の50%未満の厚さを有し、大きな粒子の平均直径が1μm乃至3μmの範囲であり、小さな粒子の直径が大きな粒子の平均直径の約1%乃至60%の範囲であるように、塑性物質の連続層中に分散したエラストマーの粒子を含有する、熱可塑性加硫ゴム。
IPC (2件):
C08L101/00 ,  C08L 21/00
FI (2件):
C08L101/00 ,  C08L 21/00
Fターム (23件):
4J002AA00W ,  4J002AC00X ,  4J002AC01X ,  4J002AC07X ,  4J002BB00W ,  4J002BB15X ,  4J002BB24X ,  4J002BC06W ,  4J002BC07W ,  4J002BG02X ,  4J002BN15W ,  4J002CB00W ,  4J002CF00W ,  4J002CF18W ,  4J002CG00W ,  4J002CH08W ,  4J002CL00W ,  4J002CM04W ,  4J002CN02W ,  4J002CN03W ,  4J002CP03X ,  4J002GJ02 ,  4J002GT00

前のページに戻る