特許
J-GLOBAL ID:200903007915424082

無線端末機、無線基地局装置及びそれを用いた無線システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-368941
公開番号(公開出願番号):特開平11-196036
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 周波数分割複信方式(FDD)無線通信システムの基地局装置において、障害検出機能と周辺監視機能を必要最小限の構成で実現する。【解決手段】 周辺監視モードにおいては、下り周波数受信部9を動作させて、下り周波数帯域を掃引しながら受信することで周辺監視を行なう。また、障害検出モードでは、下り周波数送信部2からの下り周波数送信信号は第1のアンテナ共用器4及び送受信共用アンテナ5及び経路16を経て、受信用アンテナ6及び第2のアンテナ共用器7を経て下り周波数受信部9へ伝送される。以上の動作によって、当該無線基地局装置1の送信信号を同一の無線基地局装置1の内部に設けた下り周波数受信部で受信しそのレベルや信号品質を評価することで、アンテナ及び送信部の故障を検出することができる。
請求項(抜粋):
周波数分割複信方式(FDD)無線通信システムの無線基地局装置において、送受信共用アンテナと、下り周波数送信部と、第1の上り周波数受信部と、前記下り周波数送信部と前記第1の上り周波数受信部とで前記送受信共用アンテナを共用するための第1のアンテナ共用手段と、受信用アンテナと、第2の上り周波数受信部と、下り周波数受信部と、前記第2の上り周波数受信部と前記下り周波数受信部とで前記受信用アンテナを共用するための第2のアンテナ共用手段とを備え、非運用期間において前記下り周波数受信部と前記受信用アンテナによって下り周波数帯域を掃引しながら受信することで周辺監視を行なうとともに、前記送受信共用アンテナから送出された前記下り周波数送信部からの送信波を前記受信用アンテナと前記下り周波数受信部によって受信することで無線基地局装置の障害検出を行なうことを特徴とする無線基地局装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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