特許
J-GLOBAL ID:200903007917544611

ネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059031
公開番号(公開出願番号):特開平6-276205
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】コネクションレス型の通信路で結合したネットワークシステムにおいて、受信バッファメモリのオ-バ-フロ-を未然に防ぐ。【構成】各データ処理装置100、200..毎に、リング状の信号路を巡回するROOMパケットを設ける。データ処理装置100の転送制御回路130は、自装置に対応するROOMパケットを受信すると、ROOMパケット中に設けた受信FIFOメモリ131の残容量データを更新して次の装置に送信する。送信要求のあるデータ処理装置の転送制御回路は、宛先の装置に対応するROOMパケットを受信すると、送信するデータ量と宛先装置の受信FIFOメモリ131の残容量を比較し、残容量の方が大きい場合に送信を行うと共に、ROOMパケットの残容量データを、送信データ量を差し引いた値に更新して送信する。
請求項(抜粋):
複数のデータ処理装置間をリング状にパケットを伝送する通信路で、前記複数のデータ処理装置を接続したリング型ネットワークシステムであって、各データ処理装置は、パケットの送受信を制御する転送制御部と、受信したパケットのデータを一旦格納する受信バッファと、前記受信バッファに格納されたデータを取り込んで処理し、自装置を発信元とするデータパケットを前記転送制御部に送る処理装置とを有し、前記転送制御部は、各データ処理装置によって順次中継されることにより前記リング上を巡回する、残容量値フィールドを有する自装置に対応づけたフロー制御用パケットを生成して送信する手段と、自装置に対応するフロー制御用パケットの前記残容量値フィールドの値を、自装置の前記受信バッファの現在の空き容量値を示すように更新して中継する手段と、データ転送用のデータパケットの自装置を発信元とする送信を、当該データパケットの宛先に対応するフロー制御パケットの前記残容量値フィールドの値が、データパケットによって送信するデータ量以上であった場合にのみ行う手段と、データ転送用のデータパケットの自装置を発信元とする送信を行う場合に、併せて、当該データパケットの宛先に対応するフロー制御パケットの前記残容量値フィールドの値を、当該値からデータパケットによって送信するデータ量を差し引いた値に変更して中継する手段とを有することを特徴とするネットワークシステム。
IPC (2件):
H04L 12/42 ,  H04L 12/56
FI (2件):
H04L 11/00 330 ,  H04L 11/20 102 C

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