特許
J-GLOBAL ID:200903007919915021

消臭性複合繊維およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005965
公開番号(公開出願番号):特開平10-204727
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 優れた消臭性能と抗菌性能を有し、後加工工程での分割性に優れたポリエステルとポリアミドの分割型複合繊維を、毛羽の発生や太さ斑などがなく、しかも強度や伸度などの力学的特性にも優れ、断糸などを生じることなく、直接紡糸延伸法によって生産性良く合理的に製造することである。【解決手段】 一次平均粒子径と含有量が所定の条件を満たす無機微粒子含む一定の粘度範囲を満足するポリエステルと特定の消臭剤を含有した一定の粘度範囲を満足するポリアミドを分割型複合形状で溶融紡出した後、ガラス転移温度以下に冷却し、引き続いて加熱帯域に導入して延伸させた後、3500m/分以上の速度で引き取って複合繊維を製造する。
請求項(抜粋):
消臭剤を含有するポリアミド成分と無機微粒子を含有するポリエステル成分とからなり、一方の成分を他方の成分が完全に包囲することなく、両成分が接合された横断面を有する分割型複合繊維であって、ポリエステル成分中に含まれる無機微粒子の一次平均粒子径(μm)と該無機微粒子の含有量(重量%)が下式(1)〜(3)を満たし、ポリエステルの還元粘度(ηsp/C)が0.65〜1.0 であり、ポリアミドの還元粘度(ηsp/C)が 1.6〜 2.2であることを特徴とする消臭性分割型複合繊維。 0.01≦一次平均粒子径(μm)≦5.0 (1) 0.05≦無機微粒子含有量(重量%)≦10.0 (2) 0.01≦X≦3.0 (3)但し、X=一次平均粒子径(μm)×無機微粒子含有量(重量%)
IPC (2件):
D01F 8/14 ,  D01F 1/10
FI (2件):
D01F 8/14 C ,  D01F 1/10

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