特許
J-GLOBAL ID:200903007922438153

ブレーキキャリパブラケットの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004160
公開番号(公開出願番号):特開平8-188190
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】簡単な構造で、エンジンからブレーキキャリパに伝わる振動を低減させると共に、ブレーキ作動時のブラケットの打音を防止したブレーキキャリパブラケットの取付構造を提供する。【構成】ディスクブレーキ装置33において、ブレーキキャリパ32は上記車輪の支持腕27と上記ブレーキディスク31との間に配置されたブラケット34を介してアクスルシャフト29に軸着され、間にはスペーサ36が介装されて隙間35が形成されると共に、内側27aに向かって突起部37が突設される一方、対向する部位にはトルク受け嵌合部38,39が上下にそれぞれ形成され、これらの間に上記突起部37を嵌合させると共に、嵌合時、上記トルク受け嵌合部39に圧接されるよう、制動トルクの掛からない側の嵌合部38と上記突起部37との間に弾性体40を配置する。
請求項(抜粋):
アクスルシャフトに軸支された車輪にブレーキディスクを回転一体に取付け、ブレーキキャリパ内に設けられたパッドで上記ブレーキディスクを両側から挟んで制動するようにした車両のディスクブレーキ装置において、上記ブレーキキャリパは上記車輪の支持腕と上記ブレーキディスクとの間に配置されたブラケットを介して上記アクスルシャフトに軸着され、上記ブラケットと上記アクスルシャフトとの間にはスペーサが介装されて隙間が形成されると共に、上記ブラケットには上記支持腕の内側に向かって突起部が突設される一方、上記支持腕内側の上記突起部に対向する部位にはトルク受け嵌合部が上記突起部の上下にそれぞれ形成され、これらのトルク受け嵌合部間に上記突起部を嵌合させると共に、上記突起部の嵌合時、上記突起部が車両の前進時の制動トルクが掛かる側の上記トルク受け嵌合部に圧接されるよう、制動トルクの掛からない側の上記トルク受け嵌合部と上記突起部との間に弾性体を配置したことを特徴とするブレーキキャリパブラケットの取付構造。

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