特許
J-GLOBAL ID:200903007927790050

加工材の表面に圧縮残留応力層を設けるバニシ加工法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 正夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-573511
公開番号(公開出願番号):特表2002-526271
出願日: 1998年10月08日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】【課題】 従来のバニシ加工法またはショットピーニング法によるよりも遥かに長い圧縮応力保持期間の残留圧縮応力層を加工材の表面に形成する。【解決手段】 本発明バニシ加工方法を実行する装置100は、単一点バニシ加工プロセスを用いて、最少量の冷間加工と表面硬化をもって深い圧縮を提供する。ことに、加工材144の表面178に沿ってバニシ加工しようとする領域が定められ、自由回転バニシ加工ボール114が加工材144の表面に押し付けられて、この表面に深い圧縮層を有する局部的変形領域を生じさせる。ついで、バニシ加工ボール114は実質的に非重複パターンで表面上を転動する。バニシ加工装置100の好適な実施形態は、ボール座110と一緒になった先端部材104を有するソケット108と、ボール座110内に配置されたバニシ加工ボール114と、先端部材104と一体に形成されたロッド部材106と、従来県の工具ホルダにソケット108を支持するソケット支持体102とを包含する。ソケット108には、外部のリザーバからボール座110へ潤滑流体を差し向けて、バニシ加工ボール114を自由に回転させるとともに、所定量の潤滑流体を加工材144の表面178へ差し向ける手段が設けられている。
請求項(抜粋):
加工材の表面に圧縮応力層を誘起させる方法において、圧縮応力を受ける表面領域を定め、変形領域を生じるバニシ加工作業を実行して、関連する冷間加工約3.5パーセント以下で前記加工材の表面内に深い圧縮層を誘起させる工程を包含する方法。
Fターム (10件):
3C058AA01 ,  3C058AA09 ,  3C058AA11 ,  3C058AA12 ,  3C058AA14 ,  3C058BA05 ,  3C058BA07 ,  3C058BA09 ,  3C058BC02 ,  3C058CB10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-041870
  • 特開昭57-048442
  • 特開昭63-174870
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