特許
J-GLOBAL ID:200903007930618381

波長変換素子および波長変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-174938
公開番号(公開出願番号):特開2004-020870
出願日: 2002年06月14日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】任意の励起波長数に対応した設計が可能で、変換効率の低下がなく、かつ、実用的な大きさの非線形材料を用いて構成可能な波長変換素子および光増幅素子並びにこれらを用いた波長変換装置および光増幅装置を提供すること。【解決手段】波長変換素子に備える非線形光学媒質を、光の進行方向の周期Λ0ごとに略連続的に位相が変化する非線形定数の周期変調構造とこの周期変調構造の位相変化が周期Λphごとに繰り返される位相変調構造を有する位相変化周期変調構造として構成し、位相不整合量Δβが、2π/Λ0±2πi/Λph(i=0,1,...,n:nは正の整数)、または、2π/Λ0±2π(2i+1)/Λph(i=0,1,...,n:nは正の整数)、もしくは、2π/Λ0+2πi/Λph(i=m,m+1,...,n:m,nは正または負の整数であり、|m|≠|n|)において変換効率を極大ならしめるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
非線形光学媒質を備え、当該非線形光学媒質に次式を満足する3つの波長(λ1、λ2、λ3:但しλ1=λ2の場合を含む)のうちの1つまたは2つの波長の光を入射させ、当該非線形光学媒質内で生じる2次非線形光学効果によって、前記3つの波長のうちの何れかであり、かつ、少なくとも入射光の1つの波長とは異なる波長の出射光に変換する波長変換素子であって、 前記非線形光学媒質は、光の進行方向の周期Λ0ごとに略連続的に位相が変化する非線形定数の周期変調構造と当該周期変調構造の位相変化が周期Λphごとに繰り返される位相変調構造とで構成された位相変化周期変調構造を有することを特徴とする波長変換素子。
IPC (1件):
G02F1/39
FI (1件):
G02F1/39
Fターム (9件):
2K002AB12 ,  2K002BA03 ,  2K002CA03 ,  2K002DA06 ,  2K002FA26 ,  2K002FA27 ,  2K002GA04 ,  2K002HA20 ,  2K002HA21
引用文献:
審査官引用 (2件)

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