特許
J-GLOBAL ID:200903007933978362

車両用動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248021
公開番号(公開出願番号):特開平11-082539
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 前後進切換機構のドグクラッチのスムーズな締結を可能にするとともに、望ましくない締結を確実に防止する。【解決手段】 車両の変速機に設けられた前後進切換機構Cは、前進変速段を確立する前進用ドグクラッチ78と、後進変速段を確立する後進用ドグクラッチ79とを備える。前進用ドグクラッチ78はシンクロメッシュ機構80を備えており、入出力間の差回転の有無に係わらずスムーズな締結が可能である。一方、後進用ドグクラッチ79はシンクロメッシュ機構を備えておらず、入力側および出力側のドグ771 ,831 のチャンファー773 ,832 のみを備える。従って、車両の前進走行中に後進用ドグクラッチ79を操作しても、入出力間の差回転により前記チャンファー773 ,832 が相互に反発し、好ましくない後進変速段の確立を防止することができる。
請求項(抜粋):
前進変速段を確立するための前進用ドグクラッチ(78)と、後進変速段を確立するための後進用ドグクラッチ(79)とを含む前後進切換機構(C)を備えた車両用動力伝達装置において、前記前進用ドグクラッチ(78)は、駆動側ドグ(771 )および従動側ドグ(511 )の回転を同期させて該両ドグ(771 ,511 )を噛合させるシンクロメッシュ機構(80)を備えるとともに、前記後進用ドグクラッチ(79)は、駆動側ドグ(771 )および従動側ドグ(831 )の回転の非同期時における噛合を抑制するチャンファー(773 ,832 )を該両ドグ(771 ,831 )に備えたことを特徴とする車両用動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 3/14
FI (2件):
F16D 23/06 H ,  F16H 3/14
引用特許:
審査官引用 (1件)

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