特許
J-GLOBAL ID:200903007934663020

対物レンズ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083521
公開番号(公開出願番号):特開平8-255364
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 レンズホルダを支持する金属線の共振を少ない量の粘弾性材で安定して抑制できる対物レンズ駆動装置を提供する。【構成】 対物レンズを保持するレンズホルダと、このレンズホルダを金属線15a〜15dで支持する支持基板18と、この金属線を囲んで金属線の共振を抑える粘弾性材24と、この粘弾性材を保持するサスホルダ16とを備える対物レンズ駆動装置において、サスホルダに、レンズホルダの側から支持基板の側に向かって実質的に断面積が減少する孔を設け、この孔に金属線15a〜15dを個別に挿通するとともに、この孔を粘弾性材24で充填する。粘弾性材を充填する容積が減り、粘弾性材の使用量が減少し、硬化時のバラツキや温度むらが解消する。金属線の共振による変位は、支持基板の側で小さく、レンズホルダに向かうに従って増加するが、金属線を取囲む粘弾性材の量も、その変位に合わせて増えるため、粘弾性材の減量化にもかかわらず、金属線の共振を適切に抑えることができる。
請求項(抜粋):
対物レンズを保持するレンズホルダと、このレンズホルダを金属線で支持する支持基板と、この金属線を囲んで金属線の共振を抑える粘弾性材と、この粘弾性材を保持するサスホルダとを備える対物レンズ駆動装置において、前記サスホルダに、前記レンズホルダの側から前記支持基板の側に向かって実質的に断面積が減少する孔を設け、前記孔に前記金属線を個別に挿通するとともに、前記孔を前記粘弾性材で充填することを特徴とする対物レンズ駆動装置。

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