特許
J-GLOBAL ID:200903007940458781

クリンプハイト調整機構および端子圧着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223883
公開番号(公開出願番号):特開平9-069386
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】クリンプハイト調整機構を具備した端子圧着装置において、クリンプハイト調整機構に損傷等を与えない端子圧着装置を提供することである。【解決手段】規制部材53およびスペーサ部材52に同様のテーパ面を形成した。両テーパ面同士を対向配置し、スペーサ部材52をスライドさせることによって、規制部材53を上下に移動させるようにした。クリンプハイトの調整は、規制部材53を上下に移動させることにより行う。テーパ面を所定の角度に設定し、当接片54が規制部材53に当接した場合であっても、スペーサ部材52がテーパ面に沿ってスライドしないようにした。
請求項(抜粋):
固定された下型と、上下に往復駆動されるプレスラムに連結されることによって下型に対して昇降される上型とを用いて、電線と端子金具とをプレスして両者を圧着する端子圧着装置に適用され、プレスラムに設けられた当接片と、当接片の下方に配置され、当接片が上面に当接することによってプレスラムの下降を規制して上型の下死点を設定すると共に、下面に第1のテーパ面が形成された規制部材と、上面に第2のテーパ面が形成されており、当該第2のテーパ面と上記第1のテーパ面とが対向する状態で配置され、対向する第1のテーパ面に沿ってスライドされることによって規制部材を上下に変位させるスペーサ部材とを備えたクリンプハイト調整機構において、第1および第2のテーパ面は、プレスした際に、スペーサ部材に生じるプレス反力が臨界プレス反力よりも小さくなるように、所定のテーパ角を有していることを特徴とするクリンプハイト調整機構。

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