特許
J-GLOBAL ID:200903007944524983

断層X線撮像方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006509
公開番号(公開出願番号):特開平11-253434
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、完全な螺旋状円錐形ビーム走査及び非冗長データ取得が実現される任意の長さの対象物の3次元断層X線撮像装置及び方法の提供を目的とする。【解決手段】 最小サイズの2次元検出器ウィンドウは2回の連続した螺旋の周回によって境界が定められる。光線源は、点から見た場合に正確に180度の回転中に全ての対象物点を照射する。1次元フィルタリングだけが再構成に利用される。回転軸に沿って見た場合の平行ビームへの再割り当ては、事前重み付け又は倍率を必要とすることなく、特に簡単な手続きを実現する。特殊なケースとして、本発明は1次元検出器アレイを用いた螺旋状扇形ビーム走査に適用可能である。
請求項(抜粋):
被検査対象物が円錐状ビーム光線源及び検出器と相対的に平行移動と回転とを行う長い対象物の3次元断層X線撮像の装置及び方法であって、2次元検出器は上記光線源に対向するウィンドウに制限され、上記ウィンドウは、回転軸に中心が置かれ上記光線源を通過する円柱体に取り付けられた平行四辺形として成形された表面領域と一致するように拘束され、上記円柱体の長手方向に測定された上記ウィンドウの高さは螺旋のピッチと一致し、上記ウィンドウの幅は再構成されるべき上記対象物の最大の幅を覆うように決められ、上記ウィンドウの上部境界及び下部境界は、固定した対象物に対する上記光線源経路の二つの連続した周回と一致し、再構成手続きは、特定の検出器値を生ずる光線の角度に依存する係数で事前重み付けを行う段階と、上記検出器の全域で水平方向又は略水平方向にランプフィルタタイプのフィルタでフィルタリングを行う段階と、元の検出器値を生じた上記光線の方向に沿ってある倍率で背面投影を行う段階とを含み、実際の事前重み付けと実際のフィルタ設計と実際の倍率は、上記検出器の物理的な実施例と、検出されたデータに利用された再割り当てとに依存することを特徴とする長い対象物の3次元断層X線撮像の装置及び方法。
IPC (3件):
A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 323 ,  A61B 6/03 350
FI (3件):
A61B 6/03 321 Q ,  A61B 6/03 323 A ,  A61B 6/03 350 H

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