特許
J-GLOBAL ID:200903007945496630

スカム浮上分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯田 昭夫 ,  飯田 堅太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-181119
公開番号(公開出願番号):特開2005-013844
出願日: 2003年06月25日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】含油廃水処理システムにおける凝集反応により生成させた浮遊性フロック集合塊(スカム)を含有するスカム含有スラリーを、実質的にスカム(ゴム状弾性を有するゼリー状固体)と清澄水とに連続的に浮上分離(固液分離)をするのに好適なスカム浮上分離装置を提供すること。【解決手段】凝集反応工程を含む含油廃水処理システムの凝集反応により生成させたスカム含有スラリーの浮上分離をするためのスカム浮上分離装置であって、スカム含有スラリーが投入される分離槽42と、分離槽42の中央部に配され、側面からスカム含有スラリーを導入する上下開口筒体のスラリー導入室44と、スラリー導入室44より低い位置に配される清澄水導出口54と接続される清澄水排出を溢流排出する連通管56と、スラリー導入室44より高い位置に配されて浮上させたスカムを掻き揚げ回収する集スカムレーキ72とを備えている。そして、連通管56の溢流口56aは、分離槽水面高さW.Lを規制する位置にあり、連通管28からの清澄水が清澄水排出室58に溢流される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
凝集反応工程を含む含油廃水処理システムの凝集反応により生成させたスカム含有スラリーを浮上分離するためのスカム浮上分離装置であって、 スカム含有スラリーが投入される分離槽と、 該分離槽の中央部に配され、側面からスカム含有スラリーを導入するスラリー導入配管が接続された上下開口筒体のスラリー導入室と、 該スラリー導入室の上開口より低い位置に配される清澄水導出口と接続される清澄水排出手段と、 スラリー導入室の上開口より高い位置に配されて浮上させたスカムを掻き集め回収するスカム回収手段とを備えてなり、また、 前記清澄水排出手段は、一端が前記清澄水導出口に接続され他端開口(溢流口)の高さが分離槽の水面高さを規制する位置にある連通管と、該連通管の溢流水を受ける清澄水排出室とを備えている、 ことを特徴とするスカム浮上分離装置。
IPC (4件):
C02F1/40 ,  B01D21/06 ,  C02F1/24 ,  C02F1/56
FI (4件):
C02F1/40 C ,  B01D21/06 A ,  C02F1/24 D ,  C02F1/56 F
Fターム (17件):
4D015BA29 ,  4D015BB05 ,  4D015CA06 ,  4D015DC06 ,  4D015DC07 ,  4D015EA34 ,  4D015FA01 ,  4D015FA16 ,  4D037AA11 ,  4D037AB06 ,  4D037BA07 ,  4D037BB01 ,  4D037BB04 ,  4D051AB03 ,  4D051BA09 ,  4D051CA05 ,  4D051CA09

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