特許
J-GLOBAL ID:200903007947484729

光学読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293938
公開番号(公開出願番号):特開平10-143601
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 タッチ式バーコードスキャナなどの光学読取装置は、従来、被照光領域における照度分布がガウス分布形状であったり読取深度が深く設定できなかったので、読取率の低下を余儀なくされていた。そこで本発明は、所望の照度分布が得られて読取深度も深く、読取対象物までの距離に若干の変化があっても高い読取率が得られるようにした。【解決手段】 光源2からの出射光を分割・反射して各分割光が被照光領域9では重なり合うようにしたビーム変換器3と、前記各分割光に包囲される空間内に配置されて読取光Bをミラー6を介してCCDラインセンサ7へと導くレンズ4およびミラー5とを備え、前記出射光の光束の中心部の高強度出力光が被照光領域9の長手方向(走査方向)両端部へ導けるようにビーム変換器3の反射面形状を設定するとともに、照明光Aの光路面と読取光Bの光路面とが略合致するようにミラー5,6の配置を設定した。
請求項(抜粋):
光源から照射される光束の光軸の近傍で該光軸に関して対称な位置にそれぞれ第1の反射面を設け、これら第1の反射面にて前記光束を二分割して各分割光をそれぞれ前記光軸に対し仰角方向へ反射する光束分割手段と、この光束分割手段にて反射された前記各分割光が照射される位置にそれぞれ第2の反射面を設け、これら第2の反射面にて反射された各分割光が被照光領域では重なり合うように設定された光束合成手段と、前記第1および第2の反射面にて反射されて前記被照光領域へと至る一方の分割光と他方の分割光とに包囲される空間内で該被照光領域からの読取光が照射される位置に配置され、この読取光を撮像手段へと導く読取光ガイド部材とを備え、且つ、前記第1および第2の反射面のうち少なくともいずれか一方を、前記被照光領域の長手方向および前記光軸に対して平行な平面内で凹状に湾曲した反射面となしたことを特徴とする光学読取装置。
IPC (3件):
G06K 7/10 ,  G06K 7/00 ,  G06K 9/22
FI (3件):
G06K 7/10 N ,  G06K 7/00 K ,  G06K 9/22

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