特許
J-GLOBAL ID:200903007952206621

沈埋函最終継手部の止水パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261026
公開番号(公開出願番号):特開平10-102522
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【目的】 沈設された沈埋函最終継手部を接続するに際して、ストラット鋼材の設置を不要にして止水パネルの取り付けを簡単にする。【構成】 外側パネル11と内側パネル12との間にゴム袋13を介装して止水パネル10を形成する。沈埋函17の外壁面にガイド20と電磁石21を設ける。沈埋函最終継手部16に止水パネル10を装着する際は、外側パネル11に設けたガイド溝15を沈埋函17のガイド20に係合するとともに、電磁石21の作動により外側パネル11を外壁面に吸着する。そして、ゴム袋13内へ固化材23を圧入して膨張させ、ゴム袋13の端部にて沈埋函17の端面を圧接する。固化材が固まって止水パネル10が止水された状態で固定された後に、バルクヘッド19,19間の水を排水して沈埋函17,17を水圧接合する。
請求項(抜粋):
順次沈設して連結された沈埋函最終継手部の止水パネルに於いて、該止水パネルは外側パネルと内側パネルとからなり、且つ、その間に膨張可能なゴム袋を介装してあり、一方、沈埋函最終継手部の外壁面に電磁石を設置して前記外側パネルを吸着可能にし、且つ、この外壁面にガイドを突設するとともに該ガイドに係合するガイド溝を前記外側パネルに設け、更に、前記ゴム袋へ固化材を圧入して膨張させたときに、ゴム袋の端部にて沈埋函の端面を圧接するように形成するとともに、前記止水パネルのゴム袋とこれに隣接する止水パネルのゴム袋との間に、チューブ形のパッキンを設けたことを特徴とする沈埋函最終継手部の止水パネル。

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