特許
J-GLOBAL ID:200903007953014831

椎間人工器官及びその移植方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083471
公開番号(公開出願番号):特開平6-319760
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】移植時における高精度な医療技術を必要せず、製造コストを低く抑えた椎間板への移植材、およびその移植方法の提供を目的とする。【構成】弾性プラスチックから形成される複数の支持部材(7)からなる移植材は、椎間板(3)の中心部のうち、荷重に耐えられなくなった部分の代替物として提供される。支持部材(7)は、管(6)を介し椎間板(3)の外環状部(4)を越えて、中心部に形成された中央部空洞(5)へ、空洞(5)が支持部材で満たされるまで一個づつ挿入される。空洞(5)が支持部材(7)で満たされた時、支持部材は外環状部(4)の境界壁に接するとともに互いに接触し合うよう配置され、応力下で弾性変形を起こす。あらゆる形状の空洞(5)に適合し、比較的コンパクトな弾性構造を備えた万能移植材の提供が可能である。
請求項(抜粋):
椎間板(3)の中心部の中央部空洞(5)への挿入が可能であり、前記中心部の代替物として圧縮力の伝達に適した移植材を有する椎間人工器官において、前記移植材は、中央部空洞(5)への挿入及び同空洞(5)内に配置可能な弾性変形可能な少なくとも3つの支持部材(7)を有することを特徴とする椎間人工器官。

前のページに戻る