特許
J-GLOBAL ID:200903007964834385

消波構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-219039
公開番号(公開出願番号):特開2001-040633
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 防波構造物本体10の沖側壁面11に作用する波圧および沖側にはね返される反射波を十分に低減しながら、沖側から到来した波が消波構造物を越えて陸側に至る越波を阻止する越波阻止性能に優れた消波構造物を提供する。【解決手段】 複数の柱体30および梁体31を配列してなる透過壁体21〜24を、沖側から陸側に向かって空隙率が減少するように(陸側に向かって密になるように)、それぞれが密着した状態で積層して透過体20を構成する。このようにすれば、透過体20の沖側前面の空隙率を大きく確保して到来する波の衝撃を和らげ、上方にはね飛ばされる波を低減することができるとともに、透過体20(透過壁体21〜24)内部で徐々に波の勢いを弱めることができる。
請求項(抜粋):
沖に面して立設される防波構造物本体の沖側前面に配置される消波構造物であって、その少なくとも沖側部分は沖側から陸側に向かって空隙率が減少する透過体によって構成され、消波構造物の沖側前面から陸側後面に至るまで実質的な遊水領域を有しないことを特徴とする消波構造物。
Fターム (1件):
2D018BA11

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