特許
J-GLOBAL ID:200903007965657991

スパークプラグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167074
公開番号(公開出願番号):特開平7-022154
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 中心電極の側面と、外側電極に接合された貴金属を用いた外側火花耐久性向上材との間で、火花放電が行われるスパークプラグを、溶接後におけるギャップ調節の工程がなく、且つ高い品質で製造する。【構成】 筒状主体2にL字形の外側電極5を形成する(第1-1工程、第1-2工程)。主体金具2内に絶縁体3、中心電極4を組付ける(第2工程)。外側電極5に所定値の厚みのスペーサリングを装着し、外側電極5の上面に外側火花耐久性向上材6を置き、レーザビーム溶接で外側電極5と外側火花耐久性向上材6を溶接する(第3工程)。スペーサリングによって、溶接後、中心電極4の側面と外側火花耐久性向上材6の端部との距離が火花放電ギャップGになるとともに、レーザビーム溶接によって電外側電極5に大きな荷重を与えることなく、溶接が行えるため、高い品質のスパークプラグ1が製造できる。
請求項(抜粋):
軸状に延びる中心電極の側面と、外側電極に接合された耐火花消耗性に優れた貴金属を用いた外側火花耐久性向上材の端部との間で、火花放電ギャップを形成するスパークプラグを、次の各工程を用いて製造することを特徴とするスパークプラグの製造方法。(a)筒状の主体金具の端に、少なくとも端部が内側に向かう外側電極を設ける第1工程。(b)前記主体金具内に、中心電極を絶縁保持する絶縁体を組み込む第2工程。(c)棒状に形成された外側火花耐久性向上材の端部と前記中心電極の側面との間の距離を所定値に保った状態で、前記外側電極における前記主体金具の筒方向の一方に向く面に前記外側火花耐久性向上材を配置し、この外側火花耐久性向上材と前記外側電極との接する部分に熱を放射する溶接技術によって、前記外側火花耐久性向上材を前記外側電極に接合する第3工程。
IPC (3件):
H01T 13/20 ,  H01T 13/32 ,  H01T 21/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-095541

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