特許
J-GLOBAL ID:200903007971549262
カテーテルシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-151944
公開番号(公開出願番号):特開平8-052215
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】エーロゾル化した薬を、迅速に効率よく制御できるように肺もしくは肺の特定域に供給する供給システムに関するものである。【構成】薬と、液状態にある推進剤との混合物を含む加圧されたキャニスタ混合物が出るための出口を有している。キャニスタの出口に近位端で接続する延長カテーテルは、遠位端が気管内チューブの中または患者の気道の深いところのいずれかに配置されることができ、一方で、近位端が、患者の身体の外に位置するキャニスタに接続されるような長さである。延長カテーテルは、キャニスタからの薬と液状推進剤との混合物を、推進剤が蒸発するときに、エーロゾルを発生させることができる遠位出口オリフィスに運ぶための、その中を延びる少なくとも1本のルーメンを含んでいる。エーロゾル化した薬は、患者の吸息によって運ばれ、肺に供給される。延長カテーテルは、気管内チューブの中に配置することもできるし、あるいはまた、挿管処置を受けていない患者に対して使用することもできる。
請求項(抜粋):
エーロゾル化した薬を患者の呼吸器系に供給するための改良されたカテーテルシステムにおいて、薬の微粒子と液状態の推進剤との混合物を含み、さらに、薬および推進剤が出るための出口を有する加圧されたキャニスタと、通気ルーメンを有する気管内チューブと、近位端および遠位端ならびに近位端から前記遠位端に位置する遠位オリフィスまで延びるルーメンを有する延長カテーテルであって、前記気管内チューブの前記通気ルーメンの中に位置し、前記気管内チューブの遠位端よりも遠位に延びて患者の気流通路に入る延長カテーテルと、前記キャニスタと前記延長カテーテルの前記ルーメンとの間に流体接続を提供して、液状の薬および推進剤を前記キャニスタから前記延長カテーテルの前記ルーメンに通して運び、前記延長カテーテルの、推進剤が蒸発し、液状薬剤のエーロゾルが発生するところの前記遠位オリフィスから外に出すことを可能にするための、前記延長カテーテルの前記近位端と前記加圧されたキャニスタの前記出口との間に設けられた接続とを含むことを特徴とするカテーテルシステム。
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