特許
J-GLOBAL ID:200903007978001238

通信故障の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-142500
公開番号(公開出願番号):特開2004-348274
出願日: 2003年05月20日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】送受信が禁止されるエラーステータスに遷移したときに正常状態への復帰を試みるリカバリー機能に影響されることなく、継続する異常を適正に判定して確実に故障を検知し、診断の信頼性を向上する。【解決手段】CAN通信バスの状態を監視し、エラーワーニング、エラーパッシブ、バスオフの何れかの異常状態を検出したか否かを調べ(S2)、異常状態を検出したとき、仮故障判定フラグをセットし、継続故障判定タイマを作動させる(S3)。そして、エラーアクティブ状態を連続して2回検出することなく故障判定時間が経過したとき、故障確定を示す故障確定フラグをセットし(S4〜S7)、リンプホーム機能に入る。これにより、CANのリカバリー機能による影響を回避すると共に、外乱等による短時間の通信エラーによる誤診断を防止し、診断の信頼性を向上することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
通信バスを介した送受信時のエラー発生状況に応じてエラーステータスが遷移し、送受信が禁止されるエラーステータスに遷移したとき、正常状態への復帰を試みるリカバリー機能を有する通信装置の故障診断を行う通信故障の診断装置であって、 上記エラーステータスが正常状態から異常状態に遷移したとき、仮故障と判定すると共に、この仮故障の継続時間を計時する手段と、 上記仮故障の継続時間が設定時間に達する前に、上記エラーステータスが正常状態へ遷移したことを連続して設定回数検出できないとき、通信故障と確定する手段とを備えたことを特徴とする通信故障の診断装置。
IPC (1件):
G06F13/00
FI (1件):
G06F13/00 301E
Fターム (5件):
5B083AA05 ,  5B083BB01 ,  5B083CC07 ,  5B083EE11 ,  5B083GG04

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