特許
J-GLOBAL ID:200903007978865275

プレス金型におけるパンチ保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174012
公開番号(公開出願番号):特開平11-019734
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】セレクトバーのパンチ背面位置へ向けての進出を、パンチに傾斜案内面を形成することなく用意に行えるようにする。【解決手段】パンチ3が、スプリング11によってばね座部材9を介して、リテーナ2からの突出長さが短くされた打抜不能位置へ向けて付勢される。セレクトバー13を、パンチ3背面に進出させることにより、パンチ3のリテーナ2からの突出長さが長くされた打抜可能位置とされる。ばね座部材9には、セレクトバー13の先端傾斜面13aに対応して傾斜案内面31が形成され、退出位置にあるセレクトバー13を進出位置に向けて変位させたときに、ばね座部材9が下方へ変位されつつパンチ3も下方へ変位されて、パンチ3とバッキングプレ-ト5との間にセレクトバー13が進出される隙間が形成される。
請求項(抜粋):
パンチが、プレス金型に取付けられるリテーナにその軸心方向に摺動自在に保持されると共に、スプリングによって該リテーナからの突出長さが短くされた打抜不能位置に向けて付勢され、先端に向かうにつれて徐々にパンチの基端側に向かように傾斜された先端傾斜面を有するセレクトバーがパンチの略径方向に進退出可能に配置され、前記セレクトバーをパンチの基端背面に進退出させることによってパンチのリテーナからの突出長さを変更することにより、パンチの打抜可能位置と打抜不能位置とを切換えるようにしたプレス金型におけるパンチ保持装置において、パンチの中間軸部に対して嵌合されると共にパンチの基端部に形成されている大径頭部によって抜け止めされて、前記スプリングの一端部が着座されるばね座部材が設けられ、前記ばね座部材が、パンチの中間軸部が貫通する貫通孔を有すると共にパンチの大径頭部が着座される第1部分と、該第1部分のうち少なくとも退出位置にあるセレクトバーに対向するようにパンチ基端側に向けて隆起された第2部分とを有し、前記第2部分のうち少なくとも退出位置にある前記セレクトバーに向う側の面に、パンチの基端側に向うにつれて徐々にパンチの軸心に向うように傾斜された傾斜案内面が形成されている、ことを特徴とするプレス金型におけるパンチ保持装置。
IPC (3件):
B21D 28/34 ,  B21D 28/24 ,  B21D 37/14
FI (3件):
B21D 28/34 H ,  B21D 28/24 D ,  B21D 37/14 G

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