特許
J-GLOBAL ID:200903007993723878

分水栓の取付方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047635
公開番号(公開出願番号):特開平7-173860
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 特に水道管など流体管に形成した分岐口からの離脱防止力に優れた分水栓の取付方法と取付装置を提供すること。【構成】 主軸25と、主軸に上下動可能に嵌合された可動軸と、可動軸の下端にピンで傾動可能に枢支されたフック部材29とからなる拡径治具を具え、拡径治具の主軸の下端部外周面に取付ナット5、筒状金具2及びゴム輪4を嵌入して支持した後、拡径治具を下端部側から流体管に穿孔した分岐口9に押し込んで圧入し、筒状金具の下端より下方に突出した主軸に対して可動軸を下動してフック部材29を傾動させて成形面を窓から外方に突出するようにした後、主軸25を回転させるとともに、主軸を僅かずつ小刻みに上下動させて筒状金具の下端部をフック部材の成形面によってプレスし、内側から外側に向かってラッパ状に拡径して外径が分岐口9の口径よりも大きい拡径部3に成形する。
請求項(抜粋):
上端が開口し、かつ底部が下向き傾斜のテーパ面に形成された軸孔を有し、該軸孔のテーパ面と対向する周壁にフック部材突出用窓が切欠き形成された主軸と、この主軸の軸孔に上下動可能に嵌合された可動軸と、この可動軸の下端にピンで軸線に対し所定角度傾動可能に枢支され、可動軸の下動により主軸のテーパ面を摺動して傾動し成形面を前記窓から外方に突出するフック部材とからなる拡径治具を具え、この拡径治具の主軸の下端部外周面に取付部材の下端部に形成したフランジ部と薄肉状の筒状金具の上端部に形成したフランジ部が係合した該金具と取付部材を嵌入するとともに、ゴム輪をその上端部に形成したフランジ部が筒状金具の下端面に当接するように嵌入して支持した後、この筒状金具、取付部材及びゴム輪を支持した拡径治具を下端部側から流体管に穿孔した分岐口に押し込んで圧入し、前記ゴム輪のフランジ部が流体管の外周面に接し、かつゴム輪のフランジ部の上面に取付部材のフランジ部が接した後、この両フランジ部の当接により筒状金具の下端より下方に突出した主軸に対して可動軸を下動してフック部材を傾動させて成形面を窓から外方に突出するようにし、しかる後に主軸を回転させるとともに、主軸を僅かずつ小刻みに上下動させて筒状金具の下端部をフック部材の成形面によってプレスし、内側から外側に向かってラッパ状に拡径して外径が分岐口の口径よりも大きい拡径部に成形することを特徴とする分水栓の取付方法。
IPC (2件):
E03B 7/07 ,  F16L 41/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-021008

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