特許
J-GLOBAL ID:200903007996051714

煙突への枝管接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-249176
公開番号(公開出願番号):特開2001-073591
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 高温排ガスを排出中の煙突に枝管を煙突内が外気の影響を殆ど受けないようにしながら能率よく正確に接続し得る方法を提供する。【解決手段】 煙突の鉄筋コンクリート製外壁の一部を前端に切削ビットを突設しているコアカッタの円筒体によって円形状に切除したのち、この削孔部を通じて上記コアカッタの円筒体によりレンガ壁よりなる煙突の内壁の一部を切削すると共に切除したブロック状内壁部を円筒体内に取り込み、次いで、このブロック状内壁部を小割り状に分割、解体しながら撤去すると共に分割する毎に形成される連通孔部を締切板で塞いでブロック状内壁部を複数枚の締切板で置換し、この状態にして円筒体に枝管を接続したのち、枝管内を通じて上記各締切板を順次、撤去する。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート製外壁内に空気層を介してレンガ壁からなる内壁を配設してなる煙突に、煙路中に熱風が上昇している状態において枝管を接続する方法であって、円筒体の前端にビットを突設してなるコアカッタにより上記煙突の外壁を切削、除去して内壁の外周面に達する削孔部を形成する工程と、この工程に引き続いて上記コアカッタの円筒体によって上記削孔部と連続する内壁を外周面から内周面に貫通するまで切削し、切削したブロック状内壁部を円筒体内に収納し且つ該円筒体を内外壁間に貫通させた状態で残置させておく工程と、この工程後、上記円筒体内のブロック状内壁部を数分割に小割りしながら解体して煙路内に通じる分割連通孔部を順次形成することによりブロック状内壁部全体を解体、撤去する工程と、分割連通孔部が形成される毎に該分割連通孔部を締切板で塞ぐことによって上記ブロック状内壁部を、円筒体内を全面的に閉止する複数枚の締切板で置換する工程と、上記円筒体内に短管を挿入すると共にこの短管と円筒体との間の環状の隙間に断熱層を形成する工程と、この短管に枝管を接続する工程と、枝管と外部とを小面積開口部を介して連通させてこの小面積開口部から枝管内を通じて上記締切板を順次撤去する工程とからなることを特徴とする煙突への枝管接続方法。
IPC (2件):
E04H 12/28 ,  F16L 41/02
FI (2件):
E04H 12/28 Z ,  F16L 41/02 Z
Fターム (5件):
3H019BA24 ,  3H019BB04 ,  3H019BB09 ,  3H019BD03 ,  3H019BD05

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