特許
J-GLOBAL ID:200903007996610500

麻酔剤気化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-282157
公開番号(公開出願番号):特開平6-086818
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 予め使用する麻酔剤の種類と必要な物理常数をプログラム入力すれば,登録した麻酔剤が全て使用できる気化装置。麻酔剤濃度を質量として計算,計測,制御する麻酔剤気化装置の提供。【構成】 電子制御回路,麻酔剤貯溜槽,液体質量流量計,液体質量流量調節器,冷却器,麻酔剤温度センサー,気化槽,ウイック,ヒーター,気化槽温度センサー で構成される。使用する麻酔剤の種類,濃度%,全ガス流量の設定値から必要な麻酔剤の質量流量を計算して,液体質量流量計の計測値が計算値と同一になる様に液体質量流量調節器を制御して麻酔剤を気化槽に送る。気化槽には酸素とN2Oの全ガス流量が供給され,麻酔剤を気化混入して患者に供給する。液体質量流量計の上流に冷却器を配備して,麻酔剤がその沸点を超えて温度が上昇するのを防止する。【効果】 従来の飽和蒸気圧方式ではなく,麻酔剤の質量流量を計算,計測,制御するので温度,呼吸圧等の影響を受けない正確な濃度が得られ,登録した多種の麻酔剤に使用可能である。
請求項(抜粋):
1麻酔剤貯溜槽 2冷却器 3液体質量流量計 4液体質量 流量調節器 5麻酔剤温度センサー 6気化槽 13コンピューター 14入力処理回路 15ドライバー 16A-Dコンバーターで構成される麻酔剤気化装置において,設定入力された麻酔剤の種類,全ガス流量,麻酔剤濃度vol.%と予めプログラムされた麻酔剤の物理常数から必要とする麻酔剤の流量gr/hを計算する、3液体質量流量計 の計測値をフィードバックして 4液体質量流量調節器 を制御し計算で得られた麻酔剤の流量値と同一の流量を 6気化槽に送ることを特徴とする麻酔剤気化装置。

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