特許
J-GLOBAL ID:200903008001900184

モールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344831
公開番号(公開出願番号):特開平6-190861
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】ヒケ及び本体部と端末部との間での隙間、段差の発生を防止して優れた外観品質を得るとともに、本体部と端末部との間の接合力の低下を防止する。【構成】予め押出成形法により形成された本体部3の端面3aとその意匠面Aとのなす角θ3が鋭角状となるように本体部3の端部を切断加工し、その本体部3を金型装置7の隙間Sに本体部3の端面3aがキャビティ12に面するように配置する。ゲート13を通じて溶融SEBSをキャビティ12内に射出、充填させる。完了後には、圧縮用コア11をキャビティ12の内方へ押し上げる。溶融SEBSの射出、充填及び圧縮に際し、角θ3が鋭角状になっているので、成形凹部8aの上面と本体部3の端面3aとのなす角θ4は鈍角となる。そのため、溶融SEBSはキャビティ12における意匠面Aと本体部3の端面3aとの境界部分にまで確実に行き渡る。
請求項(抜粋):
車両本体に装着されるモール(1)であって、予め長尺状の本体部(3)を形成し、同本体部(3)の端面(3a,3b,3c,3d)に連続して、端末部(4,22)を形成するモールの製造方法において、前記本体部(3)を、その端面(3a,3b,3c,3d)とその意匠面(A)とのなす角(θ3)が鋭角状になるように形成するとともに、前記端面(3a,3b,3c,3d)が前記端末部(4,22)を成形するためのキャビティ(12)に面するようにして金型装置(7)内に配置し、前記端末部(4)の非意匠面(B)側における前記金型装置(7)に、圧縮用コア(11,21)を前記キャビティ(12)に対し進退可能に設け、前記キャビティ(12)内に溶融樹脂を射出、充填した後に、前記圧縮用コア(11,21)を前記キャビティ(12)の方向へ移動させて前記溶融樹脂を圧縮することを特徴とするモールの製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29D 31/00 ,  B60R 13/04 ,  B29L 31:58

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